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「感謝する」ということについて

「育ててくれた両親に感謝しなさい。」
などという言葉を聴くことがあるが、
「感謝」とは、誰かに言われてするものなのだろうか?
「しなければいけいない」からするもなのだろうか?
強制されてするものなのだろうか?
道徳的にしなければいけないものだからするものなのだろうか?

違うよね。
感謝の念というのは自分の内側から、心の底から湧いてくるものなのではないだろうか。
強制されてするものじゃないよね。

自分は恵まれている。
自分を支えてれくれる人がいる。
そういうことが実感として感じられた時、心の奥底から湧いてくる「ありがたいなあ」という感謝の念。
それこそが本物の感謝であり、同時に、とてつもない「幸せ」を感じる瞬間なのではないだろうか?

僕は、圧倒的な自然の中に身を置くときに、自分も自然の一部であることを認識し、「こんなちっぽけで無力な自分が、こうして生きていられるということは、この大自然に生かされているからだ」と感じることがある。
そんな時に、得も言われぬ感謝の念が湧いてきて、とても幸せな気分になることがある。
この「感謝の念」ほど、幸せを実感することはない。

何者かになろうとしなくていい。
自然体のままで、そのままの自分でいい、今のままでいいと思える。
それだけで、ここまで生きてこられたし、自分を取り巻くすべての人に感謝したいと思う。

こういうのは理屈じゃないんだよ。
感覚だから。
自分の中から湧き上がってくる感覚だから。

感謝とは「しなければいけないもの」ではない。
感じるもの。
湧き上がって来るもの。

そして、それが湧き上がってきたとき、同時に幸せを感じられる。
それが、感謝というものではないだろうか?

自分がうつ状態に陥って、そこから這い上がってくる過程で考えたことなどを書いています。自分の思考を記録しておくことと、同じような苦しみを抱えている人の参考になればうれしいです。フォローとスキと、できればサポートをよろしくお願いします!