我慢は良くない

日ごろから我慢している人は、他人に対しても我慢を強いる傾向にある。
俺も我慢しているんだから、お前も我慢しろ。
我慢するのが当たり前だろ！
という心理だ。

そうやって、自分も、他人も、我慢するのが当たり前になった世界はどうなるか。
みんなのストレスがたまりにたまって、生きづらい世の中になる。

今の日本は、そういう雰囲気を感じるよね。
とくに、この国は同調圧力が強いから、みんな同じでなければならないと考えてしまう。

我慢の先には、良いことなんて何もない。
我慢をしている人がいるなら、我慢をしなくてよいように改善をしていく必要があると思う。

みんなが我慢をせずに済む、そういう世の中になってほしい。
そうすれば、メンタルの問題で病んでしまう人が減るだろう。
我慢すること、耐えることを強要するような社会はまっぴらだ。

自由気ままにしている人に対して、我慢が足りない！と腹が立つようであれば、「自分は我慢しているんだ」ということに気がついた方がいい。

いったい自分は何に我慢しているのか。
その我慢は本当に必要なのか。
我慢せずに済む方法はないのか。

そう考えたほうが、
我慢していない人にイライラして攻撃するよりも、
よっぽど建設的だと思う。