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30代共働きが加入している保険

普通の人です。

年末に「特定疾病一時給付保険」に加入しました。保険相談を利用して、約2か月ほど検討しました。
保険は不要という意見をよく目にしますが、加入した経緯について記事にしたいと思います。

独身時代に加入した生命保険と個人年金保険

今回の保険加入を検討するにあたって、すでに契約していた保険を整理しました。

ひとつは生命保険です。これは厳密にいうと私自身が加入を決めたものではなく、当時私が学生だった時に親が契約したものです。契約の経緯や意図はわかりませんが、終身タイプで60歳までに死亡した際に2000万(定期特約)、61歳以降は100万円(主契約)が支払われる内容になっています。
この保険は、私が就職したときに支払いを親から私に変更して以来、ほったらかしにしていました。65歳まで毎年約5万円支払いがあり、65歳以降は保障だけ残るようになっています。

今回保険相談に乗っていただいた担当者いわく、「特約部分が大きいと、保険担当者の営業成績がプラスに反映される」というので、過剰だと思われる場合は見直してもいいのではと指摘されました。
結果から書くと、この生命保険はこのままにしてあります。
現状、私が死亡したときに住宅ローンと子供の養育費・教育費の負担が夫にかかるためです。
住宅ローンを払い終えたり、子供が就職するといったタイミングで見直すことにしました。

もうひとつは個人年金保険です。就職した年に節税目的で契約しました。
個人年金保険は年々返戻率が下がっているという認識で、私が加入した時点では返戻率130~134%の商品が多かったと記憶しています。今だと外貨建ての商品で116%程度でしょうか。
この保険については、来年からNISAの非課税期間が無制限になるということで解約してNISA枠で運用していく方向で検討したいと思っています。今回の保険に加入する時点でNISA恒久化は決まっていなかったので継続する予定でしたが、年利に割り戻すと1.16%、単純利回りで0.68%という「銀行に預けておくよりはマシ」程度の利率なのでもう少し働いてもらいたいと考えています。

がん・脳卒中・心筋梗塞の3大疾病を患った時の保険

今回加入した特定疾病一時給付保険は、「特定の疾病にかかったら給付金が毎年支払われる」というタイプの保険で、私は3大疾病をカバーする保険に加入しました。これらの病気は長期的な治療が必要になることで、通院や会社を休むことによる収入減など、高額医療費助成ではカバーされない身の回りの諸費用を補填することを目的にしました。
保険期間は終身で、65歳に支払いが終わる有期払いで契約しました。退職後、収入が少なくなった時でも保障される権利を持つためです。

医療保険も並行で検討しましたが見送りました

入院やケガで通院したとき、手術を受けたときに支払われる医療保険ですが、今のところ加入していません。
働いているうちは、高額医療費助成や会社の福利厚生を利用してカバーできるのですが、退職後を見据えて保険料が安いうちに加入しておこうと考えていました。しかし、通院歴が加入条件に引っ掛かり引受基準緩和型となるため保険料が割高になることがわかったので加入は先延ばしにすることで落ち着きました。

軸をどこに定めるかで保険の選択肢が変わる

私は趣味でFP2級を持っているのですが、実際に検討するうえではプロの力を借りました。当初私が独自で調べて検討していた保険を伝えたところ「いつ必要なのか、なぜ必要なのか、どのくらい必要なのかでお勧めする保険が変わってきます」と言われ、結果的に最初に検討していた商品ではない保険を契約しました。

私が保険加入をするのは「老後のため」が主軸になっています。

相談をして、軸をしっかり決められたのが良かったのだと思います。保険相談のPRとかではありませんが、そのような結末になってしまいました。

保険の選び方、難しいですよねという話です。










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