適応障害人間のとある1日

9:30起床
始業は9時。何をやっているんだ

しかし何故か体が鉛のように重く吐き気が止まらない。
いつもなら3分で打てる勤怠報告文に何故か30分もかかった。
報連相すらまともにできない自分に今日も失望する。
午前休をもらい、とにかくこの気持ち悪さを鎮めたくもう一度布団へ潜った。

時刻は12時30分
午後の業務開始は13時だが気持ち悪さと目眩が一向に治らない。
これは今日業務できないなと思い連絡しようとチャットツールを開いたが
気がつくと13時30分。
何が起こったのか分からず呆然としていると上司から催促の連絡。

全休をいただくことを謝罪の上伝えたがもちろん怒られた。
言い訳をしてもしょうがないが、私も何が起こっているか分からないのだ。
決して報連相を怠ろうとしていたわけではないんだ、という言葉をどうにか飲み込み
精一杯の謝罪をしてチャットツールを閉じた。

そんなこんなで嗚咽しながら昼夕食をまとめてとり、不快な気持ち悪さを抱えながら
適当に息をして今日も生きている。
職場の定時は18時な訳だが、このように仕事を欠勤しても自分が動けるようになるのはいつも16時過ぎで、こんな時間になるくらいならいっそ働いてお金を稼げよ、と自分に対していつも思うわけだ。

欠勤しても休めるわけがない
欠勤した自分を後悔して責めて1日が終わったと思えば明日と言うリセットされた次の日がやってくる。
終いには、度重なる遅刻と欠勤による冷ややかな職場環境がもれなくハッピーセットってわけだ。とほほ


いわゆる適応障害と思わしき症状自体は6月末からあったわけだが、
これまで健全な人間に少し怠惰の比率が高いくらいだと思って生きてきていた訳だから
どうもうまく受け入れて対処ができない。
早い起床、通勤、就業による拘束時間、職場への出勤全てが嫌なわけで
それを生きる上で当たり前にこなしていく他の人間を見ながら耐えられない自分に失望する毎日だった。

吐きそうでも死にそうでも働いている人は世の中に沢山いて
1日1時間も眠れずに必死に働いている人もきっといる
それと比べたら自分なんて働けるに決まっているのに何故か今日も働けずに石のように何も動けず、その癖一丁前に食事して水を使って電気まで使うなんて
生産性ないくせに消費だけするなんて職場でも家でも全部お荷物してる

貯金はまだあるし自分のお金で生きる活動はしているけど後何十年もこれでは生きられない。



早く普通を受け入れて 普通に生活できる 普通の人になりたい

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