去年の自分のレベルは本当に低かった。代表活動に入ったのをキッカケに「変えた」町田を苦しめたＵ-19の守護神・井戸 孔晟

5/25(水)、エスフォルタアリーナ八王子にて、Ｆリーグオーシャンカップ2022の１回戦が行われた。

U-19フットサル日本代表は、キーパーの井戸 孔晟を中止に、ピンチも集中した守りで凌ぎ、F1のペスカドーラ町田を相手に堂々と渡り合ったものの、最終、３－４のスコアで敗れた。

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以降は、U-19フットサル日本代表・井戸 孔晟選手インタビューです。

前回の対戦では大差で負けて、トラウマという感じもあった

―あまり嬉しい表現じゃないとは思いますが･･･いい試合だったと思います。振り返っていかがでしたか？

井戸 孔晟選手「前半０－１から、１－１で折返して、後半に入って、いい流れで入れて、３－１っていうところまで持ってきた状態で･･･。

自分の一つのミスが、こういう大きな舞台では逆転されることになっちゃうっていうのを、改めて痛感したのが、今回の感想ですね」

―とはいえ前半の０－１の時間帯などで、かなりシュートも止めていた印象があります。F1の町田と対戦してみていかがでしたか？

井戸 孔晟選手「いま(所属が)Y.S.C.C.横浜なんですけど。前のクラブ(デルミリオーレクラウド群馬)で町田とやって、大差で負けたという経験があったので、トラウマっていう感じがあったんですけど･･･。

今回やってみて、前より良くなってくるという、手応えがあるんですけど･･･。やっぱ詰めが甘い部分が、今日の試合でも出ているので。

そこは代表のトレーニングだったり、YS(横浜)に戻ったときに、治していけたらなぁと思います」

―クラウド時代に対戦したのは、トレーニングマッチ？

井戸 孔晟選手「そうですね。まぁコート自体も小さかったってのもあるんですけど･･･。去年の６月とか、一年前とかですね」

前回の対戦から、変化した部分、成長を感じれた部分

―そこから何か自分で変化したなとか、成長できてるなっていうのは感じれている？

井戸 孔晟選手「去年の４月から、キーパーキャンプだったり、６月の代表合宿、12月の代表合宿･･･、キーパーキャンプなどを通じて･･･。

去年の４月の自分が本当にレベルが低くて･･･。

やっぱり代表とかの活動に入ったりした時に、『変えないと』なっていうので、自分で自主練だったり、そういうトレーニングをして、だんだん良くはなってきてますけど･･･。

今日みたいな試合になっちゃう甘い部分があります」

―何か変えた部分とか、パフォーマンス上がったなと、具体的に感じれているところはありますか？

井戸 孔晟選手「ブロッキングとか、あとはポジショニングだったり。

意識するようになって、前半のシュートだったりを反応できるようになっているのかなと･･･」

―今はY.S.C.C.横浜のトップチームに所属している？

井戸 孔晟選手「特別指定という枠で、セカンドチームとトップチームを、行き来している感じです」

日本代表の実績もある、矢澤 大夢を押しのけて『F１出場』の可能性は？

―トップチームで出れそうな手応えは？

井戸 孔晟選手「矢澤 大夢君が居るので。やっぱり難しいところではありますけど･･･。

日々一緒にやってるので。そこもやっぱりトップのA代表でやってた選手が身近にいるっていうので。いい刺激をもらってるので。

そういうところからも、YSCCに来てからも良くはなっているなと感じます」

―結構、キーパーって(チーム内の)二人、三人で切磋琢磨する感じですよね？

井戸 孔晟選手「そうですね。トップも自分含めて３人、すでに居るので。

そこで代表とかぐらい、今日厳しい戦いを、日々やらしてもらって居るので。そこでも成長ができている実感はあります」

―矢澤選手は実績もありますもんね？

井戸 孔晟選手「本当に美味い、でかいので。ブロッキング一つにしても形が綺麗だったり。完成度がやっぱり高いです」

取材・文・写真：北谷 仁治

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