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ぼくがぼくにしてあげられること

書きたいことを書けばいいのだ。
自分が書きたいことを書く以外に、誰もぼくの書きたいことを書ける人などいない。なぜなら物理的に不可能だし、だれもそんなことをしたいとは思わない。
まずは、じぶんが書きたいと思うことを書く。そこからすべてが始まるのだ。
 自分自身が信じる道を生きる。それは自分にしかできないことである。そんなことはとても当たり前のことだけれど、言葉にすると初めて考えさせられる。だれかに言われたとおりにやってみて、その結果がうまくいかなかったとしても、その選択をした自分に責任はある。だれかに言われたことをそのとおりにやることは、その自分を信じているから行動できるのだ。
 どう生きたとしても、自分を信じる生き方である。他人を信じても、「他人を信じている自分を信じる生き方」になるというわけだ。であれば、いっそ人の言うことを聞かず、自分の言うことを聴く自分であれ、と思う。決断のとき、自分の言うことを自分がちゃんと聴く。心の声を感じ取る。そうやって、意識的に、少しずつでいいから、本当は何を望んでいるかを知ろうとすることが、自分を生きる上で大切だと決めてしまう。そうすれば、人の話を聞く必要なんてない。真に受ける必要なんてない。
情報にあふれた世の中で、取捨選択をしなければ簡単に埋もれてしまう今、それ以上に自分の声を真っ先に自分が聴くことだと思った。自分以外に誰が聴いてくれるというのか。ぼくがぼくにしてあげられることが何かをちゃんと考え、理解して、自分に対して行動してあげることの重要さを今更ながら思うのだ。

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