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35

本日をもって35歳になった。これまでいろいろあったが、無事に生きてこれたことに感謝したい。すばらしい人、素敵な人、苦手な人、出会ってくれたすべての人に感謝したい。苦手な人も一応入れてみたのが、35歳の寛大さというやつだ。
35歳となれば、アラフォーというものに足を踏み入れたということだ。ぼくが子どもの頃のイメージでは、35歳と聞いたら完全におじさんを想像していた気がする。大人の中の大人で、たくさんのことを知っている。そんなイメージとのギャップに戸惑うのは、35歳であるじぶん自身だ。

諸先輩方には笑われるだろうが、気づけば35年も生きたんだなと思う。あれだけいろいろやったと言われている坂本龍馬は31歳で亡くなった。幕末の時代は今以上に死を感じることが多かったんだろうと想像する。そこら中に刀をもった武士がうろついていて、夜なんてうかつに出歩けない。
現代の日本では、そこまで深く死と向き合う機会もなく、ある意味で本当に平和だ。今回はそんなところにコロナがやってきた。そして、テレビの向こう側でずっと輝いていた偉大な人があっという間に亡くなった。

何かをするために生まれ、生かされているのだと感じる。同じくらい、本当は生きることに理由などなく、どこからか持ってきた生きる理由をじぶんが信じたいだけなんだろうとも感じる。それもこれも、結局は生きているじぶん自身が決めるものなんだろう。
たくさんの情報にあふれる今だからこそ、じぶんで考えて、動いてゆくじぶんを楽しみたいと思うのだ。


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