見出し画像

平凡な私に期待していてね


人生を楽しく生きるためのヒント。
人生を一冊の本だと考えて、今回のシーズンの最終回はどうするか、次シーズンはどんな内容にするか、演じてもらうなら誰にお願いするか、主題歌はどんな曲にするか。
そんな風に考えると楽しくクリエイティブに作って行ける。
そんな発信をどこかで見かけました。

どんな人の人生でも100年後の人が見たら、面白い。
とも書かれていたように記憶しています。


私の10代は「闘う」ことがテーマ。
機能不全な家庭で育ち、不便な性質だった自身を自己否定と自己肯定を繰り返しながら人とのかかわりについて自己研鑽し続ける。
そして私を否定し、助けてはくれない家族と闘う。

これから先一生、独りで生きて、独りで戦い続けるのだとあの頃の私はすでにそれを受け入れていた。我ながら非常にかっこいい10代の少女だったと思う。


20代は「停滞」
10代で闘い、最終的に負けてしまった私はそこから動けなくなってしまった。疲れ果てていた。何が正しくて何が重要なのか、完全に見失ったのが20代の私だった。


そして30代のテーマは「再生」でよいだろうか。
20代の苦しみから解放されつつある今。
休息期間を経て、自分がこれからどんなふうに生きていきたいのか、ようやく、10年以上ぶりに、時間をつかって考えることができていると感じる。


私の第3章はどうなるだろう。

テーマ曲は「散歩道/Judy and Mary」がいい。

そんな風に求めてばっかりじゃ魂も枯れちゃうわ。
難しい言葉ばっかりじゃあの子とも仲良くなれない。
ふわふわ浮いてるあの雲に乗れるくらい頭柔らかくしよう!
誰よりも優しくなって

↑上記、好きな部分を抜粋してつなげています。
YUKIちゃん大好き!


演じてもらうのは波留さんか、松岡茉優さんがいいな。
妄想なんだから、贅沢いいますとも!



あらすじはそうだねー。

地方に住む33歳のうみは、父が亡くなったのをきっかけに仕事を辞めてしまう。ずっと欲しかった「人生のなつやすみ」をどう使うのか。
母の介護、分かり合えない姉との関係、話の合わなくなった友人、辛くて辞めたかった仕事…。昔の私はこんなんじゃなかったのに。
誰にも言えなかった、心の病を抱えて生きた15年。向き合うきっかけをくれたのは、海の向こうで生まれたアイドルだった。


おお。なんかそこそこ面白そうだね?笑



ふと考えると、どんな小説の主人公も変わった部分を持った、ごく平凡な人たちで、そんな平凡な人がどんなふうに生きてゆくのか、それが気になって本を読むのだろう。少なくとも私はそうだ。
自分とかけ離れた特別な人の話ではなく、共感できる部分があるから読みたいと思う。

平凡だからこそ、期待する。
どんな人もたいていは平均値からはみ出さない。
飛びぬけているように演出したり、素敵なところだけ抜粋してお見せする場が増えすぎて、なんだか自分だけ置いていかれている気になるけれど
そんなことはないのだろう。


私の人生の主人公も平凡。
でも、だからこそ、期待するに値する。
特別ではない、どこにでもいる私。
悩んだり、ずるしたり、恥ずかしくなったり、間違ったり、謝れなかったり、上手く関係を築けなかったり、自意識過剰になったり、かっこ悪かったりするけど、
前進するし、間違いをただす努力もできる、誰かに恥をかかせないように考えられる、素直に謝るすべを身につけたり、上手くいかない時はその人から一度離れてみたり、目の前のことに集中する方法を模索したり、時にかっこよくなったりする。

きっと、楽しくなる。
巡り巡っても最終的に私は幸せになるんだ。


どうか、期待してほしい。
思っているよりも素敵な未来を作れると思うから。

私の人生に大きな期待を。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?