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学校とのやりとりで困った保護者は9割、親の声から生まれた学校への依頼文が公開中

 「多様な学びプロジェクト」が今年3月に行なったアンケート調査で、わが子の不登校をめぐり、学校とのやりとりに困った経験があると答えた親が9割に達することが明らかになりました。学校への出欠連絡を毎朝するのがしんどい、学校の先生と話がかみ合わない、学校からのプリントの受け渡しで困っている――。そんな親の声をもとにつくられた「学校への依頼文フォーマット」がWEB上で公開されました。親の要望について、各項目にチェックするだけで、学校と親が話し合いをする際に使える資料にもなる「学校への依頼文フォーマット」。内容を紹介するとともに、作成にいたるいきさつや今後の思いなどについても「多様な学びプロジェクト」関係者にお話をうかがいました。

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 依頼文は「出欠連絡の方法」「子どもの安否確認」「プリントなどの受け渡し方法」「登校刺激や家庭訪問」「給食費の支払い」など10項目のチェック欄のほか、保護者からの要望を伝える自由記述欄もある。依頼文はホームページからダウンロードでき、記載例を見ながら記入できる。 

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