いじめで学校へ行きたくない 権利から考える子どもの悩みの解決策をまとめた1冊
「悩み」や「困った状況」に直面したとき、どうすればよいのか。「子どもの権利」という視点をふまえ、子どもがどのような行動を取ればよいか、解決のためのアドバイスをまとめた1冊を紹介します(※画像は『きみの人生はきみのもの 子どもが知っておきたい「権利」の話』)。
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今回ご紹介するのは、法学者で大阪芸術大学客員准教授の谷口真由美さん、評論家でNPO法人「ストップいじめ!ナビ」代表理事の荻上チキさんが「子どもの権利」について取り上げた1冊です。本書では、「学校の校則を変えたい」「SNSでいやがらせを受けている」「自分の性別に違和感がある」「お金がなくて高校・大学に通えない」など、子どもが直面する24個の悩みや困った状況を取り上げ、解決するためのアドバイスが書かれています。また、子どもにどんな権利があるのかについて、日本国憲法や子どもの権利条約などの解説とともに、具体的にどんな行動をとればよいのかということを提示しています。さらに、助けを求める相談先として、行政機関やNPO法人などの連絡先も掲載されています。
では、いじめにあっていて、学校へ行きたくない場合、どうすればよいのか。
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日本で唯一の不登校専門紙です。創刊前年の夏休み明け前後に発生した中学生の自殺等をきっかけに、「学校に行くか死ぬかしないという状況を変えたい…