見出し画像

【あれこれ】ヤバTで人生変わった?


メンバーのエラルドさんが好きなTシャツ屋さんについて語っています。僕が好きなTシャツはポリエステル以外のやつです。(スタッフ・古川)





ヤバイTシャツ屋さんが好きなんですよ。
すごい好き。瞬間で燃え上がる一時期のブームじゃなくて、一定の温度で持久的に好き。ヤバTはいいぞ。

まず名前がいいよね。「ヤバイTシャツ屋さん」て。ないよそんなお店。ドンピシャで性癖刺してくるワードで好き。そんで曲中出てくるのがTシャツじゃなくて徹底してタンクトップなのも意味わからんし。4秒で描いたみたいなキャラクターいるし。なんだこれ。好き。と、まあ1からツッコミを入れていったらキリがないです。あ、「ヤバイTシャツ屋さん」ってのはバンドです。楽器を弾いたり歌を歌う人たちです。

出会ったのは大学1年生の秋。それまで音楽を聴く習慣すらなかったんですね。配信サブスクとか入れたこともなかったし、たまーに曲を聴くならYouTubeで直接検索して何度かリピート、という程度。それこそ不登校をしていた高校時代も、音楽といえばプロ野球球団の応援歌を指す、みたいな。あれもあれでいいんどけどね。西武のチャンテ4とか。

なんか、ふとテンポのいい曲を求めて「はやい 音楽」とかで検索したら、ヤバイTシャツ屋さんの名前が出てきました。聞いたことあるバンド名だなと思いながら、当時1番有名だった「ハッピーウエディング前ソング」をYouTubeで再生。

そこから僕の人生は一新しました。

は、さすがに言いすぎですが、相当な衝撃を受けたのは間違いなく覚えています。

Aメロ。知らない男女を付き合わせようと茶化すパート。なんそれ?しかも「なんかちょっといい感じ」という、うっすい理由。え、音楽ってもっと正しくちゃんとあるべきものじゃ……

サビ。「ノリで入籍してみたらええやん♪」。このフレーズを聞いてね、動画、一時停止しちゃった。そうなんだ!って思って。ノリで入籍していいんだ!いやでもそうだよな、別に「ダメ」ではないしな、ああなんかそれでよかったのか、最初から、そっかー。って、なったんですよ。

この歌詞に心打たれる人間がどのくらいいるかは分からないですけど、少なくとも僕はこのサビワンフレーズで心を奪われたことは間違いなかったんです。

以降、ヤバTにハマっていきました。Spotifyもダウンロードして、日常に音楽が入り込むようになりました。繰り返し聴くほど、「ちゃんとしなくていいよ」「うまいこと楽しくやりな」と言ってくれている気がして。とてもバカバカしく、とても明るく、彼らが日常を照らしてくれたんです。不登校を経てもう見ることのできないと思っていた種類の色が、数年越しに見えた気がしたんですよ。本当にね。

僕、この後ゴリゴリのHIPHOPに首つっこみ、J-POPほとんど聴かなくなるんですが、唯一ヤバTだけは定期的に摂取しています。最高にダメな時、戻ってくるのが彼らの曲だったりします。

ギャグ路線、イロモノバンドみたいに思われがちですが、違うんですよ。実はめちゃめちゃかっこいいんですよ。俺たちはこれでいくって腹決めて、大真面目に大ふざけしてる。こんなクールな人たちいないですよ。ぜひみなさんも聴いてください(強制)


とか期限ぎりぎりで文章書いてたら、今朝の報道でありぼぼちゃん結婚しましたね。お相手は怪奇!YesどんぐりRPGのどんたけさん。めでたい。入籍ソングで売れたバンドが入籍しましたね。ついでにもりもととアキトさんも結婚したそうです。秋ですね。

https://x.com/yumeakito/status/1728053111158079509?s=46&t=vlivNtZdsQtNvEpZj6VzKQ

こやぴはクロミちゃんいるしまあだいじょぶか。



この寄稿者の前回記事↓




○寄稿者募集!

不登校ラボでは、連載【あれこれありましたが、】をnote内にておこなっています。

ここは、人生のはやいうちにつまづいてしまったさまざまな人が集まり、創作や出会いを通じて当時をもう一度ふり返る人生の研究所。かつてかかっていた”もや”を、いまのあなたが観察するところです。

寄稿連載【あれこれありましたが、】では、当時行きづまっていた私たちがいまどうやって生きているか。あれこれありましたが、よろしくやってる方々の日常や思考を寄せてもらい、連載しています。

読者からも寄稿作家を募集しています。学生時代に挫折をもつ人(不登校経験がなくても構いません)、学校に行きたくなかった日が1日でもある人、自分の文章をこの場で書いてみたいと感じる方は、ぜひ、スタッフ古川までご一報いただけますと幸いです。たくさんの方々のご参加、お待ちしております。
メール:kansinken723101659@icloud.com

企画の詳細は以下記事から↓
https://note.com/futoko_rabo/n/n787d569fca3b

ここから先は

0字

この記事は現在販売されていません