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【あれこれ】体調不良との戦い方


三月ぐらいから五月病です。古川です。五月病ってなにか、よく分かっていません。今回の内容、参考にさせていただきます。(スタッフ・古川)




今年の2月下旬、心身の体調を大きく崩しました。
その頃は天気や気温、気圧の変化が激しい時期でした。周囲の人達も体調不良の方が多かったですね。

私の場合は常に身体がダルい状態で背中にベッタリ何かが張りついているような感覚でした。さらにイライラと無気力さが凄かったです。
最低ですが就業態度もあんまり良くなかったと思います。家に帰ったらベッドに直行、夕飯作り(我が家の夕飯係は私です)もままなりませんでした。
夕方になると漠然とした不安がついてまわりました。今の健康状態、金銭面、趣味の締め切り、今後の人生など。いつもは「とりあえず今心配しても仕方ない。今やれることをやろう」と思えることなのに、頭のなかでグルグルして不安成分が分泌されるような心地です。

そんな生活を1週間続けたら「明日バイトに行ける気がしない」とまで思うようになってました。夕飯作りもお米を炊くのが精一杯。もう限界でした。

実は私、毎年同じ時期にこのような状態に陥って病院に入院することが多いんです。
1ヶ月ほど精神科の隔離病棟で現実社会と無理やり離れるようにしていました。
しかし、今回は違います。
半年前ぐらいにとある方からもらった言葉で「無理をしてはいけない」という精神が身に染みていたんです。(この話、長くなるので後日に書きますね)
そこで「自分はもう頑張れない。人を頼ろう」と決心しました。

まずはアルバイトのシフトを変わってもらい、夕飯係も出来合いの惣菜やお弁当に。
あとはひたすら寝てました。起きていてもいい気分にはならないので。
コミュニケーションを取るのも酷く億劫でSNSもスマホのホーム画面から消しました。
ただ、締め切りのある趣味の作業はしていました。作業が進んでいない状態の方が私にとってはストレスだったので。
はたから見れば仕事を休んで家事もせず、寝てるか趣味を楽しんでいるように見えていたかもしれません。
でも、これが私のストレスと疲労を最低限にするものだったんです。仕方ないじゃないですか、と開きなおるしかなかったですね。

効果は3日で出てきました。
相変わらず背中の重さが酷いままで、まずはこれをどうにかしようと、久しく行っていなかったマッサージを予約。
当日、施術の前に今の健康状態を聞かれ、肩が重い、ダルいのが抜けない旨を伝えたのですが「他にも何でも話していいですよ」と言われたので「実は気候のせいかメンタルもズタズタで……」と言った瞬間、今まで1度も出なかった涙が大量に出てきたんです。
そこでやっと「やっぱり自分は限界だったんだ」と腑に落ちました。漠然とした不安も「疲れているからなんだ」と。

身体の異変を感じて2週間たち、通常の状態にまで回復。
例年に比べたら周囲への負担も過去最小限のものになりました。(いつもなら救急車で運ばれることも多々あったので)
今まで限界まで頑張っていたのは「人様に迷惑をかけたくない」という理由だったのですが、今回の件から思うに、ほどほどには人を頼らないと結局周囲に迷惑がかかるんですね。

自分の限界を感知し、早急に対処する。
今年は大きな学びがありました。
次の体調不良との戦いに活かしていこうと思います。



この寄稿者の前回記事↓




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