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「心のブレーキ」の外し方~仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー~/石井裕之【本要約・ガイド・まとめ】

【最初に:こんな自分になりたいということを書く】

スタートはできるだけ丁寧にゆっくりとやる

・お金持ちの人の潜在意識は、できるだけお金持ちでいようとする。
・貧乏な人の潜在意識は、できるだけ“今の貧乏”を維持しようとする。(p14)
変数を変えようとするのではなく、関数そのものを変える!
例)建築家:まずミニチュアを創る 
小説:プロット プロットやミニチュアはいくらでも変えることはできる
→望ましいパターンを創っていく
だから第一歩が大事!
最初の一歩だけでもなりたい自分になる(ミニチュアを体験する)

・目標設定をどうやって潜在意識に伝えるか
・潜在意識は、“感情”で理解する。“快”か“苦”で理解する。
・目標に“快”という感情エネルギーを注ぎ込めば注ぎ込むほど、潜在意識は「ああ、ここに向かっていくんだな!」 と理解する。

反対に、目標に対して“苦”の感情エネルギーを注ぎ込めば、潜在意識はそれを“避けるべきもの”と理解する。

潜在意識はないものが理解できないので、できたこと・わかったことを書く

なぜ、感情やヤル気は長続きしないのか?

形に表す理由・なぜ感謝の気持ちを表す必要があるのか
・感情(モチベーション)は放っておくと消えるもの
 →どうして感情は醒めてしまうのか
 →どうしたら感情を維持、定着できるのか
・感情が高揚したらその場で行動に変える(そのうちというのはまず訪れない)
・感情は受動的な体験→感動した!は、正しくは感動させられた
・行動は能動的な体験
 →感情を行動に変えること:想像力を駆使する(感情の定着がよりみずみずしいものになる)
→逆にいえばネガティブな感情を行動に移したら定着してしまう。

・放っておけば消えていく感情を行動によって定着できるのは受動的な体験を能動的な体験にシフトしたから
・ありがたいなあと感じてもその気持ちは感じさせられた受動的なものだから放っておけば消えていく、しかしプレゼントを贈るという能動的な行動に変えることで自分自身のものにすることができるので定着する

あなたの中にいる”たくさんのあなた”に心を配る

・長続き出来ない理由=満足感がないから
・潜在意識の特徴 → 全体性 → 潜在意識の世界では何か特別ひとつだけ飛び出ることはなく、成長するときは全体がそろって仲良く成長する(一蓮托生)
・潜在意識のムダ遣いに注意
・目標というものは:叶ったときには(実現したときには)当たり前のことになっている。(特別ワクワクしたものではなく当たり前ことになっている)目標だけを分離しているから
→目標が当たり前になったときが目標が叶った時

その目標が、もはや特別なものだと感じられないぐらいまで自分全体が向上したとき、その目標は当たり前のように実現する
⇒ それにふさわしい自分になったとき、その目標は叶う
⇒どうでもいいと思うから治る(イラストの才能を伸ばしてあげた)
関係のないところを持ち上げる(本来関係ないところはないのだが)
眼の前の目標を意識するあまり、周辺に意識がいかなくなる。その余裕のなさがかえってマイナスになる。普段意識していなかった面を豊かにしてみる。

迷ったときの役立つ”たったひとつの言葉”

・潜在意識は答えを見つけるまでストップしない(探し続ける)
・答えの出ない問い(つぶやき)をしないこと
・具体的な問いを発する (例)「私が金持ちになるためには何をすべきか」
・「どうして俺は、だめなんだろう」など答えのない質問を潜在意識に与えてはいけない
・同じように「これをやっていれば……」という後悔もNG
 →潜在意識を疲れさせるだけ
・「やっていれば、成功したかもしれない」という甘い幻想に潜在意識のリソースを浪費するくらいなら、むしろチャレンジして堂々と苦い失敗に直面したほうがいい。(p89)
・『ダメだった』という気づきの方が生産的
・潜在意識は、答えのあるなしにかかわらず答えを探し続ける性質があるため、無駄な質問をできるだけ避け、なりたい自分の良いイメージを与えるべき
・迷ったときには、とりあえずイエスと言ってみる。(必ずしもうまくいくとは限らないが)
現状維持メカニズムを断ち切ることができる(ノーと言ったらいつまで経っても現状維持メカニズムを打破できない)
・最初の一歩にこそ、一番大きなエネルギーが必要。

過去も未来も変える力:今できることを考えそれを実行する

・過去は変えられる!潜在意識の世界には時間というものがない。
→過去も未来も今この瞬間に変えられる!ということ。
・知っているだけでは圧倒的な現実には対処できない(ex.護身術)
→普段からトレーニングをしていなければ実践では使い物にならない
 
答えは…ジャーナル(出来たこと、気づいたことを書く)
赤ちゃんがやっとママとかパパとか発話したのに、発音が悪いとかいって否定するようなことを潜在意識にやってきた!

実績や経験に頼らない

・目標を実現できない人の特徴:広い人脈・豊富な知識・これまでの実績に自信がある人(p112)
広い人脈を持つ人ほど要注意(人脈は、あなたがあなたであることを期待する)
⇒彼らの潜在意識は、現状維持したいと思う。(だから人脈は狭いほうがいい)
・根拠のない自信だけでOK
・成長するということは、現状維持メカニズムを突破するということ。
 いも虫がさなぎになり蝶になるときは、経験や実績は邪魔になる
・現状を打破して新しい自分になるのが難しいのかというと、今持っているものを捨てるのが難しいから
・変われないのは経験や実績がないのではなく、変なしがみついている経験や実績があるから
⇒何の経験も実績もない赤ん坊が進化できる例
・答えはクライアント自身がみつける(現代の催眠療法)
・過去の自分にしがみつかない・未来は自分がクリエイトしていくんだ!Shake it up baby!

フェイクイット!あなたに足りないたったひとつのこと。

嘘は嘘であるがゆえに現実との矛盾がない


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