～コーチの独り言～　#22 大丈夫だ。

メインで指導している中学生のチームの話。

来週末にとても大事な大会が控えている。

そして今日は最終調整のトレーニングマッチ。

自分ではちゃんとした準備段階を踏んできたと自信を持っている。

同じ失敗を繰り返さない為に入念に。

そしてもっと先に進んで行くために。

去年よりも一昨年よりもこれでもかと言うくらいに。

でもいつも直前になって本当にこれで良いのだろうか？

と臆病になる。

絶対に負けられない気持ち。

そこに惑わされて居る自分が居る。

何をこんな直前でと思う。

もし負けたら何てことは1ミリも考えていない。

ただ何が起こるか分からないことに確信が持てないのも事実。

むしろ確信を持つ方がおかしい。

どうしても慎重になってしまう。

落とせない。

そんな気持ちが不安を煽る。

でも大丈夫だ。

彼等を信じてる。

めちゃくちゃ格上にあと一歩迫ったあの日を境にここまでやってきた。

選手達と共に作り上げてきたものは何も間違って居ないことを証明したい。

市内では明らかに追われる立場になっている。

ここ数年絶対王者として君臨してきた。

他の追随を許さぬチームになっている。

そこに対しての自信は間違いなくある。

市内を獲るのは通過点。

そしてもっと先に。

彼等の目標と共に熱い夏を過ごしたい。

また土台を作ってくれたOBの思いを乗せてより高い景色を見に行ってやろうと思う。

俺たちは強い。

※あくまでも僕個人の独り言です。
こういう考えもあるのだと思って頂けたら幸いです。