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つじつま合わせ昔話をフォローする話

前回は自己満足のため、
浦島太郎の起承転結を勝手に改変した話。

浦島太郎とは原作と思われるものから、
1300年も経て様々な作家さんが書いてきたものです。
 
どれが本当かがわからない。
実話か空想かすらもハッキリしない。
 
だから考察の量も凄い。
 
前回の妄想話が広まることはないと思いますが、
フォローも兼ねて諸説が色々ある浦島話の中で、
私が一番腑に落ちてるお話を書き記します。
 
私が面白いと感じたのは、
あの浦島太郎の姿からの考察。
 
他とは違う衣装。
あの腰みのの存在。
 
そこから浦島太郎という人物は、
遠い南の島へ流された時の体験談が、
語り継がれて変化したという話。
 
亀(舟)に乗っていたら流されてしまい、
南国の知らない島へ。
 
そこにいた現地の人に助けられ、
帰るすべもないまま時が流れる。
 
やがてその土地で、
現地の人との交流生活が始まる。
 
やっと自分の村へと帰る手段を得て、
辿り着いた頃にはすっかり自分も年老いていた。
 
そういうお話だったのではと…。

そう考えると浦島太郎のお話は、
青年の冒険日記を元にした、
SFファンタジーになります。
 
昔話というジャンルにすると違和感がありますが、
少し不思議(SF)なお話にすればしっくりきます。
 
そしてこの話を介護施設の方々にすると、
わりと受けが良かったのを思い出します。
 
これから先もこうやって、
昔話は色んな語られ方を、
していくのかもしれませんね。
 
めでたしめでたし。
 
 

お疲れ様でした。