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世界一周39日目🇮🇳

こんにちは、まりです🥭

7月27日、インド最終日のぶんの日記を今さら書きます。
25,26日とほぼ丸2日寝台列車に揺られ、27日の飛行機に乗れずホテルで1日過ごし、28日に飛行機でトルコへ。

インドって諸外国の中でも唯一無二な感じがするから、どんな国だったか忘れないように全部書いておこうと思います✍️

優しい人はめっちゃ優しい

客引きがしつこいのは別として、たいていのインド人はめっちゃフレンドリーでめっちゃ優しい。

インドを出る直前にPCR検査しないといけないかもしれなくて、でも空港に検査場があるのか、何時から何時までやってるのかとか全然情報がなくて困ってたときに、レストランの日本大好きインド人スタッフさんが代わりに自分のケータイで空港に電話してくれたり

寝台列車で隣の席のおじちゃんがご飯分けてくれたり、お腹痛くなったときはお薬くれたり

子供の屈託ない笑顔

アグラで、綺麗な制服を着て学校に通う子供たち。
比較的お金がある家庭なのかな?と最初は思ってしまったけど、そういう子をたくさん見かけたから、思ったより特別でもないのかなあ?

その子たちはめちゃくちゃ元気で、大勢で笑いながら下校してて、すれ違ったときに「ハロー!」って私たちにも超元気に挨拶してくれた。

「裏がない」と100%言い切れるような爽やかな笑顔。
日本にこんな元気に屈託なく笑う10歳がどれくらいいるだろうか、と思ってしまった。

この国の未来は明るいな、と思った。

一方で、物乞いの子供

今まで見てきたどの国よりも格差がすごい。

物乞いの子たちはまったく笑わない。体は小さいのに大人みたいな憂鬱さと物静かさを感じさせるからちょっと不気味。

小さいのをいいことに距離を詰めてくるのも不気味さを感じさせる。
小さな声でよくわからない言葉を喋りながら、腕をつついたり握ったりしてくる。

アグラの元気な子供たちを見たときに、豊かな心は豊かな生活が担保されてはじめて生まれるんだと実感した。

「ありがとう」も「すみません」も何も言わない物乞いたち

物乞いの子供にお菓子をあげても、何も言わずに無言で去っていく。

物乞いの目線でいうと、「喜捨させてあげてる」という概念らしい。
施しをしてくれてありがとう、じゃなくて、施しをしたから幸せになれるね、という考え方らしい。

今まで全くない考え方だったのでびっくり。

「聖なる」川は「綺麗」

インドは多くの人がヒンドゥー教。みんな信仰心が厚い。
ガンジス川では毎日早朝からたくさんの人が沐浴していた。

「川が汚いから、旅行者が沐浴すると体調を崩す」みたいなことはよく聞くし、実際水は茶色く濁っている。

けどみんな沐浴するし、なんなら川でシャンプーしてる人もいる。いや、その水で髪流したらもっかい洗わないとダメでしょ、って思うけど笑

インドの人には、「沐浴してみなよ」「綺麗だよ」って言われる。

大きな川の流れ、沐浴やお祈りをする人たち、その景色自体は「美しい」と思うけど、「衛生的に綺麗」とはまた別の話。
でもインドの人にとっては、聖なる川であって、綺麗な水である。この区別がないのかもしれない、と思った。

見たことないゴミの山

ムンバイの市街地周辺では、ゴミ焼却場か?と思うほどのゴミの山を何度も見た。
トゥクトゥクに乗りながらペットボトルをポイ捨てする人も見た。
列車では窓から線路にご飯を食べたゴミを捨てる人も見た。

聞いたら、ポイ捨てするのは悪いことではないらしい。
そもそもゴミをゴミ箱に捨てるという概念がないっぽい。(最近は変わってきてるようだけど)

思ったより綺麗な一面もある

上に書いたように、ゴミは大量に落ちてるし街は基本的に汚い。笑

ただ、思ったより綺麗だなと思うこともあった。
バラナシのガンジス川沿いは思ったより整然としていた。国が綺麗にしようと整備を進めているらしい。

街も臭いのかなと来る前は思ってたけど、排ガス臭以外はそんなでもない。20年くらい前の中国の方が臭かった気もする。

インドはスタートアップ

秩序はないけど、発展は著しいみたいな。

本当に秩序はない。
5分って言ったら10分だし、10分って言ったら30分。
列車に乗り込むののは人を押しのけて我先に。そもそも線路の上を平気で人が歩いてるし、列車は駅でもなんでもないところで1時間以上何のアナウンスもなく停まる。

ただやっぱりこの数年でどんどん整備されていった話、コロナ禍にフードデリバリーが一気に伸びた話、空き病床がわかるアプリを数日間とかで学生が勝手に作っちゃった話。
そんなのを聞いてると、スタートアップだな〜と思う。


とそんな感じで、体調崩したり思うようにいかないこともたくさんありすぎて、楽しいよりもしんどいが圧倒的に勝ったインドでしたが、国としてはめっちゃ面白いな〜と感じました。

ただ何度も言うけど私には合わなかった。笑
(トルコに着いた今もインドで発症した謎の皮膚炎とちょっとの下痢に苦しめられてる)

いったんイスタンブールで休息します…😌

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