「強み」と「想い」を見つめ直し、未来へ。法人化1周年に向けて、理念づくりプロジェクトを始動しました
株式会社FLOWは、2024年3月1日に1周年を迎えます。
2年前にフリーランス広報ユニット「ふたり広報」を発足し、当初5人だったメンバーは16人に。
昨年に立ち上げた「書く」+αのスキルが身に付くオンラインスクール「Marble」の受講生はのべ56人に。
どちらも数名からのスタートでしたが、想像以上にたくさんの方に共感いただき、徐々に仲間が増えていきました。
法人化してから目の前の事業を成長させることに全力を尽くしてきたこの1年。今年は会社として、より長期的な未来を見据えたチーム作りをしていくために「#FLOWの理念づくり」プロジェクトをスタートさせました。
代表の多葉田愛(@aitabata22)のほか、ふたり広報の希望者も参加できるかたちにすることで、さまざまな視点の意見を取り入れながら、FLOWの今後について考えていきます。
goodbuff inc.代表のみずのけいすけさん(@mikkemac)に3回にわたるブランディングコンサルをお願いし、MVVの策定をコアに会社としてのあり方と事業を見つめ直すことにしました。noteではその過程をふたり広報にかかわる皆さまにもお届けします。
株式会社FLOWの現在地
本編に入る前に、まずはFLOWの現状を整理します。
最初に、FLOW設立時に作成したロゴに触れたみずのさん。
みずのさん:1年、このロゴと過ごしてみていかがでしたか?
多葉田:社名の由来である“Go with the FLOW”という言葉は、直訳すると「流れに身を任せる」という意味なのですが、長くお付き合いのあるデザイン事務所のSKG株式会社さんが私自身の仕事に対する姿勢と重ね合わせて再解釈し、風車をイメージしたロゴをデザインしてくださりました。ロゴを見ると、前向きなエネルギーをもらえます。
「見たことのない景色を見るために、軽やかに航海できる人であり続けたい」というマインドは、今も変わりません。
ただ、各事業への具体的な落とし込みは、まだできていない状態です。
みずのさん:事業が安定してきたからこそ「そもそも会社としてどこを目指すのか」を考える時期が来たのかもしれませんね。とはいえ、MVVはあまり焦ってつくるものではないので、今日はそのタネになるようなものを皆さんで考えていきましょう。
サービスを起点に法人化したため、「株式会社FLOW」としての指針や目指す場所は、現在も模索している状態。3回のコンサルティングから、どのような理念が生まれるのでしょうか...?
各事業を通じて届けたい想いとは。FLOWが目指す世界
初回では、みずのさんに客観的な意見をいただきながら、現状や強みの整理とMVVに繋がるヒントを参加者全員でブレストしました。
みずのさん:FLOWはどんな世界を目指したいのでしょうか。
多葉田:クライアントに対しては、言葉やデザインを通じて、その企業が提供する価値が最大限発揮され、必要とする人に届いている状態が理想です。
一方でFLOWの仲間・働き手に対しては、1人ひとりの才能が開花してイキイキと働ける環境を築きたいなと。
「いつかやってみたかった仕事を叶えたい」「強みを活かしてチャレンジしたい」と考えている人にとって、FLOWがそのステージになれば良いなと思うんです。これは、FLOWがスクールを運営する理由にも繋がってきます。
みずのさん:働き手に向けたメッセージも入るんですね。それぞれの事業に込められた想いと届けたい人たち。それらすべてを含んだ世界観をMVVに反映できればと思います。
ここで、FLOWという会社を「船」に例えて乗せてほしいキーワードやイメージをブレストしました。
船の例えに対し、「ゆるやかであたたかい、『ONE PIECE』的な感じだよね」と盛り上がる場面も。
たった数分で多くの意見が集まり、普段からFLOWにかかわるメンバーがさまざまな想いを抱いていることがわかりました。
私たちの「変わらないもの」とは。FLOWのGOOD&MORE
続いてみずのさんが取り上げたのは、FLOWのGOOD&MORE。メンバーからは、こんな意見が届きました。
1分間で約20個ものGOODがチャットに流れたことを受けて、みずのさんからは「こんなにポンポンと出てくるのは、良いチームである証拠ですね」と仰っていただきました!
FLOWは、どこまでいこうか?思い描く未来の絵
最後にブレストしたのは、FLOWの未来像について。
みずのさん:では、FLOWとしてどこまでいきたいですか?ライブを東京ドームでしたいのか、それとも小さなライブハウスでしたいのか…。行き着いた先にどんなことをしていたいか、皆さんのイメージを教えてください。
多葉田:新卒の頃から「自分の身近な人の笑顔につながる仕事がしたい」という想いがあって。規模は大きいけれど一過性で忘れられてしまうようなプロジェクトよりも、小さくても誰かの記憶に強く残るような企画をやりたいと考えてきました。
でも「身近な人」の対象がチームメンバーやスクールの受講生、クライアント、エンドユーザーと少しずつ増え始めている今は、規模の大きいプロジェクトにチャレンジしたい気持ちも湧いています。
FLOWの輪はどこまで広がるのか、そこではどんな世界を描けるのか。模索したいですし、私自身も楽しみです。
「それぞれが持っているイメージを共有することで目線が合い、らしさが分かり、こだわりが生まれます」というみずのさんの言葉通り、少しずつFLOWとしての輪郭が見えてきました。
キャラクター「FLOW」は何を語るのか。次回もお楽しみに!
頭をフル回転させて、あっという間に初回コンサルの1時間が終了。
参加したメンバーからは、「みんながFLOWに対して近しい考えを持っていることが分かって嬉しい」「FLOWの目指したい輪郭がはっきりした」「学んだことを、自分の活動にも活かしていきたい」という感想が寄せられました。
みずのさん:代表がトップダウンで伝えるのではなく、メンバーが集まってワークを行い、理念を組み立てるところにすでにFLOWらしさを感じています。
このワークは、最終的に全員でFLOWとは何なのかを掴み、MVVを指針として、行動に移せるようになることを1つのゴールにしています。
今回の結果を踏まえて、次回は「FLOW」をひとつのキャラクターとして捉え、「どんなセリフを言うのか?」「そのキャラクターらしくない行動とは何なのか?」など具体的に考えてみましょう。
次回のコンサルは2月末。note更新も楽しみにお待ちください!
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