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"継続"をKPIに。フリーランス広報チームを立ち上げた1年間の振り返り

2022年1月にフリーランス広報ユニット「ふたり広報」がスタートしてから約1年が経ちました👏

「広報は専任であるべき」
「経験者でないと、広報にはなれない」
「露出を高めるなら、PR代理店に依頼をしないといけない」

新卒から広報の仕事に携わり、フリーランスとして独立した後も、広報業務には暗黙の常識があるように感じていました。

そんな常識を取り払って、「広報をもっと柔軟にしたい!」そんな思いから、「ひとり広報」ではなく、2人以上のユニットを前提にした「ふたり広報」という名前を付けて、広報支援を行うチームを立ち上げました

チームの発起人であるわたしは、正社員として働きながら、複業としてふたり広報の活動をしていましたが、スキルと思いやりの両方を兼ね備えた信頼できるメンバーの支えがあって、自分ひとりでフリーランス広報として働いていた時とは比べ物にならないほど、この1年間でたくさんのアウトプットをすることができました。(いつもありがとうございます☺️)

そして、「ふたり広報のコンセプトに共感する」「継続して広報サポートをお願いしたい!」という嬉しい言葉をいただきながら、素晴らしいクライアントさんとご一緒にお仕事をさせていただきました。(1年間大変お世話になりました!)

複業でフリーランス広報ユニットを運営した結果、どのような成果を残すことができたのか、チームでどんな1年間を歩んできたのか、振り返ってみたいと思います。

01. ふたり広報の制作・運用実績

広報戦略からコンセプトメイキングなどの企画フェーズから、SNS運用やサイト制作などの運用フェーズまで、中長期的な広報支援をたくさん担当させていただきました。

わたし自身も90%以上のプロジェクトでディレクションや運用に関わりました。特にボリュームの多かった記事制作も、ほぼ全て自分が編集を担当しました🏃‍♀️(息切れ…)

今月から待望の編集者がジョインしてくれたり、ロゴや紙媒体のデザインスキルを持ったメンバーも加わってくれたので心強いです!

▼具体的な実績については月報にまとめています!

02. クライアントについて

1年間で合計20社のクライアントさんとお仕事をさせていただきました。紹介13社、知人7社とご縁でお仕事が生まれていて嬉しい限りです。

広報を伴走したいという思いから、KPIとして「継続率」に重きを置いていたので、約70%の企業さんと半年以上の中長期的なお取り組みができている点も良かったと感じています。

03. クライアントの業界について

これまでまちづくり・観光業界に身をおいているので、その業界が多いの?という質問をいただくのですが、そんなことはなく幅広い業界のクライアントさんと一緒にお仕事をさせていただいています!

広報の目的も、コーポレート広報からサービス広報、採用広報などさまざま。ワクワクする新規事業のPRにも複数関わらせていただきました!

04. ふたり広報の活動

クライアントさんとのお仕事以外に、チームでの活動も定期的に開催。フォトグラファーの三浦えりさんによるメンバー撮影会、ライターのももちゃんによるnoteでのインタビュー連載、広報講座やごはん会など、いろいろなイベントを実施しました。

今後は、ふたり広報のメンバーと広報に興味のある方がつながれる機会をもっと作っていきたいなと思っています。

🎨インフォグラフィック designed by Sachiyo Koizume

05. 新規事業「マーブルスクール」スタート

https://marble-school.studio.site/

ライターのゆぴちゃん、編集者のえるもちゃんと共同で、「書く」+αのスキルが身につくスクールをリリースしました🎉

スクール事業をやってみたいと思ってはいたものの、正直年内に立ち上げるのは難しいかなと感じていたので、ふたりとチームメンバーのおかげで形にすることができてとても嬉しいです!

チーム活動を「継続」するために大切にしてきたこと

立ち上げ当初まずは「続けること」が大きな目標だったのですが、無事に今日まで達成することができて良かったです。

運営においては、クライアントさん、ふたり広報メンバーに向けて2つの指針を大切にしてきました。

to クライアントさん:継続率
to ふたり広報メンバー:還元量(仕事のチャンス、報酬、出会い)

結果、クライアントさんの広報継続率は70%、ふたり広報メンバーは立ち上げからひとりも減ることがなく、6名から11名まで増えて活動を続けることができて本当にありがたいです。

これまでに何度か自分が発起人となりチームを立ち上げたこともあるのですが、"継続"に失敗したことが何度もあります。その反省を活かして、チームでの仕事において心がけたことを最後にまとめたいと思います。

💫広報を入口にして幅広い仕事に伴走する
ふたり広報というチーム名の通り、広報のお仕事が中心ですが、実際は「広報」を入口に幅広い業務に携わっています。実績でご紹介したようにデザインやマーケティングに関わることもしばしば。広報を少し飛び出した領域までサポートできる体制を築くことで、継続期間が中長期的なものになったり、次から次へとプロジェクトにお声がけいただけたりしています。

💫自分ではなく、チームを主語にする
ふたり広報はフリーランスとしての事業ですが、立ち上げ後は「チーム」を主語にして、活動をしてきました。どうしても代表や発起人が目立つ傾向がありますが、あくまで「個」ではなく「チーム」にスポットライトが当たるように意識してきました。

最近とあるお仕事で「いいチームですね」と声をかけていただいた時は、本当に嬉しかったです。

💫所属しているだけで「プラス」になる制度づくり
メンバーは全員フリーランスで、所属先は複数あります。だからこそ、ふたり広報が所属しているだけでプラスになるように、仕事の発注だけでなく、交流会や撮影会、勉強会などのイベントを企画しました。メンバー同士でのお仕事やプライベートなつながりも生まれていて私としてもとても嬉しいです。

今年、ふたり広報を通じてお世話になった皆さま、noteを最後まで読んでくださった読者の皆さま、ありがとうございました!

来年1月5日にふたり広報は正式に1周年記念を迎えます。2年目に向けて新しいチャレンジも準備中ですので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!

🤝 ふたり広報
企画やデザイン、ライティングなど、様々なスキルを持つフリーランスがチームを組み、広報活動を支援。既存の広報の枠組みにとらわれない“新しい広報のカタチ”をご提案します。
https://futari-kouhou.com/

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