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いろんな怪談、何が好き?

怖い話を聞いたり書いたりしはじめて、少しの時が経ちました。

最初は、漠然といろんな人の話をボーッと聞くだけだったのが、オカルトの中にもジャンルがあること・怖い話の中にも好みがあることに気付いたり、「話の作りとして、いい怪談」というものがあることが分かってきたりして。

ただ怖い話を聞いて、怖さを楽しむだけではなくて、話をする側の人たちが考えていることに興味を持つようになっています。

ちなみに私は、体験するのは幽霊で十分怖いけど、幽霊がいるのが当たり前+それより怖いもの(山の神様やモノノケ)がいる山怪の世界が好き。自分が山を訪ねていた時の空気と重なるし、お話によっては、どこかノスタルジックな気分にもなれるのです。

怪談を聞き始めてすぐは、怖いものは怖い・怖さを楽しむって何だ?そもそも、楽しんでいいものなのか?と思っていたけれど

楽しむ=バカにするということではなくて、追及していくということなのだな・その追求の仕方に、怪談師さんたちそれぞれのカッコ良さがあるのだなということに気づき始めて。ちょっとだけ、私も追求してみたいかも…という気持ちになりました。

noteは、楽になりたくて書いているだけなので、どこかで話をしたいということでは、今のところないのだけど。絵を描くことをとおして、怖い話の中に、何を見ているのか…を表していけたらいいなと。

恐いと思う世界にも、好きなものが転がっているかもしれない

それは、海洋恐怖症・魚も恐い私が、魚を育て・海の中を描くようになってから、ずっと大切にしていること。だから、怖い話・見えない世界の中にも、私にとって「好き」を見つけていけたらいいな。と。

さぁ。

今夜はゆっくり、稲川淳二さんのニコ生を見るのです。




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