見出し画像

【読書】ウォール街のランダム・ウォーカー「株式投資の不滅の心理」

⚪︎なぜこの本を手に取ったのか

私は日頃から、X(旧Twitter)とかで興味がある本を見つけたときはブックマークしておく。
そして今回手に取ったのが、この本である。

最近、新Nisaを始めたのだが、果たしてこれは本当に正しいのか?大丈夫なのか?と不安になったので、今回この本に知恵を授けてもらうことにした。

どれくらいで読んだ?

GWの期間を使って、2週間。
朝と夜の通勤と、寝る前の時間。毎日1.5時間くらい。
土日は3時間くらい。
計算すると、20時間とか?

memo

正直、最初の方の歴史の部分は読み飛ばしても可。以下、特に面白かった話。

  • チューリップバブル(p47~50):市場の狂気にやられ、チューリップの球根でバブルが起きたのか〜ってなった

  • ZZZZベスト物語(p88~92):「コン・マン」というタイトルで2018年に映画化されたらしい。

  • 銀行システムの例え話(p115~116):神様にあと30年生きれるって言われたので整形したら、神様が勘違いして○してしまう話。

  • スカート丈指標(p196~):チャートのテクニカル分析の指標で、流行がロングスカートだと株価が下がり、ミニスカだと株価が上がる。

後半は、かなり詳しく書かれている。
年代別でどんな投資プランが良いのか
銘柄の良い選び方。なぜ、インデックス投資なのか。
不滅の心理とはなんなのか。

最後に

結局はインデックスファンドが最強って話。
投資の基本はインデックスファンド。そこからの余剰でバリュー株や低コストファンドに注ぎ込むべきである。
あとは、株価は予測できないって話。どんな時でもね!
それと、群集心理に飲み込まれるなって話。
本書は一攫千金を目指す人には何の役にも立たない。
金持ちになりたいなら急がないこと、しかし重要なのは、今すぐ始めることだ。

今、積立NISAやってて、少し不安だなぁ〜って思う人がいるかもしれないけど、多分大丈夫。
俺はこの本を読んで、今のままで良いんだって自信がついたから!
正直読み進めるのが辛い時もあったけど、最後まで読み通して良かった〜!
読んでいるときは、集団心理に巻き込まれているかもなぁ〜って思ったけどね(笑)
あと、普通の株式投資を始めたい人は読んで絶対損はないと思う。
株とかについて、少し詳しくなり始めた時とか、今のままでいいのかな〜、どうしたらいいんだろうな〜って悩んだ時に読んで見ると良いかと。
実際、年金とかの話が出てきたけど、それはいまいちピンと来なかったから、その時期が来たらまた読み返すと思う。
あと、視点や制度はアメリカ主体だから、日本の制度とかに置き換える必要はあるのかも。

著者のマルキールさんは、90歳超えなんだって。
14年後くらいにまた読みたいな〜って思ったけど、その時には改訂版はもう出されてないんだろうな〜
少し残念…

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
また、別の記事で会えるのを楽しみにしてます〜!📓

以下、有料

50周年記念版(第13版) まえがき

個々の銘柄の将来見通しに関するあらゆる情報は、速やかにその株価に織り込まれる

ここから先は

10,617字

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が参加している募集

#読書感想文

189,937件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?