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「集中力が全てを解決する」を読んだら全てが解決した【書評】

私の人生を変えてくれた人の名前をあげるとしたら「アウトプット大全」の著者、樺沢紫苑先生は間違いなく入る。

「アウトプット大全」「インプット大全」で本の読み方や自己成長の仕方への意識が変わり、間違いなく自己成長できるようになったし、「神・時間術」で生活が変わり、今までの自分が嘘みたいに動けるようになった。そして「幸せの授業」では人生観そのものが変わった。

そんな樺沢先生の新刊が出た。それが「集中力が全てを解決する」だ。
集中力は、以前読んだ「神・時間術」の重要なキーワードでもあり、それについて深く知りたいということで私はこの本を手に取った。

結論、最近一番悩んでいた、そして知らなかったら今後も悩み続けていたであろう大きな問題が解決した。またもや樺沢先生の本に人生を変えてもらうことになった。

集中力を使いこなせてなかった日々

この本を読む前も、私は集中力というものを意識して行動をしていた。
集中力は朝に高く、時間が経つにつれどんどん下がっていく。
神・時間術でそれを知った私は、集中力を必要とするタスクをできる限り朝に終わらせるようにしていた。

私は漫画を描いているので、物語を考える作業や重要なシーンの作画などは朝に行っている。そして午後は推敲や仕上げ作業など、あまり集中力を必要としない作業にあてている。

しかし、神・時間術で書いてある内容の中で、どうしても実践できないでいた部分があった。

神・時間術の中で実践できなかったこと

神・時間術で大切な要素でありながら実践できていなかったこと。
それが「休憩をして集中力を回復する」ということだ。

集中力が落ちてくる午後、適度に休憩を挟みながら集中力を回復するということが、神・時間術には書かれているが私はそれができていなかった。
「まだ大丈夫」とどうしても思ってしまうのだ。
結果として休憩するタイミングを逃して疲れ果ててしまっていた。

動けない午後

なので、午後は全く動けない日もあった。
脳が疲労して作業に手が付かないのだ。
進んでも少し。しかしあまり質のいい成果は出せない。
結果としていつもより進まないことも多々あった。

定期的に訪れる倒れる日

おまけに、オーバーワークのせいで1日動けない日もあった。
起きれない、動けない、そんな日は珍しくない。
そんなわけで、調子の良い日はすごく動けるが、オーバーワークで動けない日も多い。結果として進捗は微妙。

そんな事態に陥る度に「休憩の大切さ」を再度認識し、実践しようとするのだが…やはりやりすぎてしまう。最近はそんな日々に悩んでいた。
しかし、この本を読んで私はその悩みからようやく解放されると確信した。

私に足りていなかった「力」

この本で私が学んだ一番大きなことは「自己洞察力を鍛えれば、集中力を保ち続けられる」ということだ。
私はこの「自己洞察力」が全く足りていなかったのだ。
なので集中力が続かなかったり、オーバーワークになったりしていた。
この「自己洞察力」は私の悩みの全てを解決するものだった。

自己洞察力とは

自己洞察力とは、自分の状態に気づく思考のことだ。
今の集中力はどのくらいか?脳疲労はどのくらいか?疲れているとしたら原因は?そういったことが常に把握できているか、ということだ。

これらが把握できていれば、それらに応じた適切な対処ができる。
疲れていれば休憩できるし、集中力が下がっていれば集中力の必要な作業はやらない方がいい。さらには、集中力が下がっていてミスをしそうならその対処法を先に考えておけばいい。疲れの原因がわかれば取り除けばいい。
こうすることで、常に最高のパフォーマンスが維持できるということだ。

「疲れています」と言えない自分

私はこの自己洞察力が低いということに気づいた。
この本では「大丈夫」という場合は大抵大丈夫じゃない、ということが書いてある。私はまさにこの状態だった。
私は疲れていても、大丈夫と言ってしまっていた…というより疲れを認識できていなかったのだ。
そしてオーバーワークになり、集中力を低下させていた…。
盲点だった。自分の状態を把握する大切さを、私はこの本を読むまで気づいていなかった。

今後やりたいこと

というわけで、今後は本に書いてあった自己洞察力を高める習慣をつけていきたいと思う。具体的なTODOと全体の感想を書いて締めとさせていただく。

今後のTODO

  • 朝、自分の状態を点数で把握する起床瞑想を行う

  • 自分の不調を把握したら対処できるように、事前対策をしておく

  • SNSに日記や感想など、自分の思ったことを言語化して書く

他にも色々あるけれど…

この本は他にも集中力を高める様々なことが書かれている。
実践したいことは他にもたくさんあるが、一気に色々やりすぎるとそれこそオーバーワークになってしまうので、少しずつ実践していきたい。
樺沢先生の本はどれも読むたびに新たな気づきが得られるので、この本もまた今の問題が解決した後に、じっくり読み返したいと思う。

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