【詩】梅にうぐいす、野生の毛布、爪切り日和にまばたいて

とん練りのお開きにお箸と器をよせて、あつあつ白梅の木の下でたっぷりと。そうですね。それはひとえに、こまごましい沈殿うぐいすのおかげでしょう。

なだらかな山。

だいたい70人くらいの子供たちに野生の毛布をつかまえてもらおう、という教育は、梅のごきげんであることに左右されすぎてはいけないのだから、念のため粉末ポカリを嗅いで、くしゅん。

雲が割れて半熟たまごが落っこちてきたらどうしよう、どうしよう、なんて心配そうにうろちょろしてたらしょうもないね。爪を切るたびに、ぱち、ぱち、ぱち、ぱち、うぐいすがまばたきする音、ぱちの枝。

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