【詩】アメダマガエルと運動2(ツー)

運動1(ワン)よりも、運動2(ツー)のほうがすきで、それはノルマからずいぶん遠く離れているから、どこまでも歩いてゆける。運動2が先にあって、運動1はあと。なので、運動2はだいぶ黄ばんでいる。運動2はアメダマガエルを通りすぎるものとして知られている。対して運動1は、アメダマガエルを反射して、見えないものにしてしまう。ほとんどのカエルがアメダマガエルであることを教わるのは、だいたい9歳のころ。カエルの口には飴玉3つ。なめられない、置くだけの飴玉。そういう枯山水。

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