【詩】あわあわ回転木馬
モノクロの世界にだって色がついてるじゃない。
不思議に思うのは、とびきりいくつかの、残念そうなコマーシャルや、ニューヨークの会社が中くらいのまま、くるりん、次の日にトラックにひかれてしまって、いきなり手を握らないで、でもありがとう。
窓をふきふき、技術的な問題はありますよ、何についてお話しましょうか?そうです、このあたりからはじめてください。
写真をとってもわかんないや、1ユーロは受けとらないことにしました、わたしの気持ちはどうなるの、絵筆をとって、絵の具を垂らして、あ、いま松の木がほほえんでくれたみたいです。
長いあいだ、わたしは誰ともしゃべらなかった。
あの、ソの音を吸っていいですか?
ぽん、ぽん、ぽん、うしろから、とめて、大きく深呼吸して、ここにいるってこと。
もうすぐくる、たん、たん、たん、あたたかい光がさす、くるくる回転木馬、すすけたきらきら回転木馬、しゃぶしゃぶ白く泡立って、ぷつん。
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