見出し画像

【風水体験記#47】立地を調べたら、とんでもない場所だった候補地

〈風水体験記の目次はこちら〉

こんにちは。常見多聞です。

今回は、お店を出店したい方からの依頼で
候補地の立地を調べたら
とんでもない場所だった、という体験談を書いてみます。


独立してお店を出したい方からの依頼


ある方から風水鑑定の依頼があり
いま修行中の身だが、自分のお店を出す計画が進んでおり、
出店する候補地を探しているので
風水で判断して欲しい、とのことでした。

これはよくあるご依頼で、
普通なら、候補地の吉凶を調べて伝えて
場所が決まれば、中のレイアウトを考えて
レイアウトも風水で吉凶を見て、
オープンの吉日時を選ぶ択日をする
という流れです。

しかし、今回はちょっと変わったことがありました、、、


風水には殺気というものがある


ちょっと名前が恐いですが
でも実際に恐いものなのですが

中国伝統風水には殺気というものがあって、
名前の通り、よくない気なんですけど
建物の内外で共にこういったよくない気を避けたり対処したりすることは
基本中の基本で、とても簡単な手法です。

立地をみる場合は、
まずは殺気は避けるのは当然の前提で
そこに複数の流派においての吉凶を見分けて
凶は避け、吉を得る、できれば重ねるようにします。

結果的に建物の外部と内部の両方を見ますので
特に中国伝統風水の三大流派(玄空派・三元派、三合派、八宅派)は全て考慮することになります。

しかし、今回の候補地は、
いわゆる殺気がきている典型的な場所でした
鑑定の初歩段階でつまずいてしまったわけです


そのため、この場所はおすすめできません。
とお伝えしました。


別の風水師に吉と言われていた凶の候補地


ここはおすすめできないと伝えた後、
その方は、少し言いにくそうに、、、

実は少し前に別の風水師にこの場所を見てもらっていて
ここで問題ない、と言われたのだと教えてくれました。

じゃあなぜ、私に依頼してきたのかはさておき(笑)

一応その方はその言葉が気になっていることと
お客さんとしては一応気に入った場所なので
出来ることならば、ここで出店させたいとのことでした。

典型的な大凶でも問題に気づかない


01で書いてきたように、忖度なく率直に書きます。

その方が言っている、前に見てもらった風水師のことを聞かせてもらい、

ホームページを見ると、日本風の誤解された風水を使っておられる方だとわかりました。
(家相や九星気学ですね)


私は過去に何度も出会っているパターンの1つに

引っ越した途端に、、、悪くなった

というお客さんで、
この出店候補地と全く同じパターンの場所に家を建ててしまっているケースがよくあります。

しかも、ここで問題ないですと日本風の誤解された風水の手法で太鼓判を得ているという状況


大抵、南や南東に玄関が来ているのですが
その立地の場合には、それがかえって大凶なので
引っ越した途端に悪くなっているわけです。

ここでは名前を挙げられませんが
セミナーではある有名人が引っ越してから
大病にかかられて、亡くなってる家と全く同じです。

でも、今回のお客さんはここで出店したいと希望されているので、どうやって説明をして納得してもらおうかと、思案しておりました。

まあ本人の自由なんですけど、ここまで悪い場所だと、伝えるべきことは伝える必要もあるので、他の角度からも見みることにしました。

他の術も併せてみてみる



そこで、風水以外の術、奇門遁甲と断易を使ってこの土地の判断をしました。

奇門遁甲も断易も卜占ができ、
ほぼ全てのテーマについて占うことが出来ます。

その時の内容の一部はこのブログで書いていました


ここに書いてあるように、
周囲の道路からの影響が悪く、
風水ではそこから殺気がきており
奇門遁甲や断易で見てもどちらも大凶でした。


航空写真に過去の状況が写っていた


さらに、この候補地の航空写真をいくつかのツールで見ていくと
それぞれの航空写真の撮影時期が異なっていたので、
面白いことがわかりました。

本当はここに写真を載せて紹介したいのですが
場所を特定されてしまうとよくないと思うので
なんとか文章で表現しますが

今は候補地には何も建っていなくて
両脇には建物が建っています。

しばらくは何も建っていない場所だそうです。

しかし航空写真には、数年前の情報があり
しっかりと建物が建っていることがわかりました。

別の航空写真でも建物は建ってあるのですが
これらの航空写真でわかったのは、
その過去にあっの建物に入っているお店が別だった、ということです。

つまり時系列的に書くと、候補地には
建物あり、Aというお店があった
建物あり、Bというお店に変わっていた
建物なし、現在にいたる

となります。

しかも、この候補地の両脇には建物がずっと同じ状態で残っていることがわかり
この候補地だけがピンポイントで、コロコロと状況を変え
ついには建物自体も無くなっていた、ということもわかりました。

私にはこう見えました。
風水の殺気に侵されて、この候補地のところだけが削り取られてしまったかのよう。


その後、別の人がお店を出す


その方に、これらの情報を一から説明して、この候補地はきらめることになったのですが、

ほどなくして、他の方が建物を建ててお店を出店させていたようで、

それを知ったのは、2年後くらいなのですが
もうそのお店も閉店してしまっていました。

あの候補地には、建物だけが残っています。

長い目でみると、同じようなことを繰り返しているわけです。


では、また🫡


続きをよむ


風水コンサルティング見聞堂
風水大学

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?