見出し画像

第1回美容アイテム研究会開催レポート

こんにちは。アカウントリレーション第1グループのアズマヤです。

フュージョンでは、コスメ・美容業界の企業とも多くお付き合いをさせて頂いています。
いずれの業界であっても男性社員・女性社員関係なく担当させて頂いているのですが、コスメ・美容業界を担当する男性社員から

「化粧品の名前が覚えられない・・・」
「どう使うものかわからないから、顧客の購買データ を眺めていても気付くことができていないことがありそう・・・」

といった悩みが聞こえてくることがあります。

一部の熱心な男性社員は、少しでも実物を見て理解しようと、実際にデパートの化粧品売り場やドン・キホーテに足を運んだようですが、

「キラキラしすぎていてフロアをうろつくので精いっぱいだった」
「化粧品の売り場自体を見つけられなかった」

などなかなか苦戦しているようです。

女性の私でもデパートの化粧品売り場は緊張するので、気持ちはよくわかります。
(ドン・キホーテの化粧品売り場の場所に関してはフロア図を見ればわかったのではと思いますが、)担当クライアントの課題やブランド・商品理解のために、より顧客の気持ちに近づきたいというのは、共通の想いです。

社内に詳しい人がいるならその知識をメンバー間で共有しよう。
さらに、コスメ好きな人同士はオススメ化粧品を紹介し合おうではないか。ということで

「第1回 美容アイテム研究会」

を開催しましたので、その様子をレポートします。

参加者20名超え!美の賢人達の説明にみんな興味津々

まず、お気に入りコスメを持ってきたメンバーから推しポイントや使い方を説明してもらいました。

そのコスメにたどり着いた経緯、使い分けるシーンなど、こだわりは千差万別。
聞く側もノートにメモしたり、すぐにブランド名でキーワード検索をしてみたり真剣に聞き入っていました。

質問も、「アイパレットって何ですか?一度にいろんな色を付けるんですか?」といったほのぼのしたものから
「あるブランドを好きになるってことと、その会社自体を好きになるってことは別ですか?」といった深いものまで。

ナガタさんの「なぜ、好きなブランドひとつに絞って全て揃えないのか?」に対して、
ミウラさんの「ナガタさんはジャケットがBEAMSだったとして、全身BEAMSで服を揃えますか?インナーはユニクロで良かったりしません?」の返答が冴えわたっていました。
女性陣からは「おぉ~」と笑いが。

聞き慣れない単語や、美の格言・パワーワードが続出

メインスピーカーである2人(新卒2年目タカハシさん、3年目キドさん)を中心に、独特の言い回しが次々に飛び出しました。

「化粧は芸術作品」
「まつげが上がらないとテンションも上がらない」
「朝ビタ夜レチ」
「出目・奥目」
「イエベ・ブルベ」
「春夏秋冬(ファースト、セカンド)」
「粘膜拡張」

皆さんは上記の意味がわかりますか?
(個人の造語もあるかもしれませんのでその点はご了承ください)

個人的には「粘膜拡張」に度肝を抜かれました。
粘膜って拡張すべきものだったのですね。

なぜ買うのか、どう買うのか

お気に入りアイテム談議が何時間でも続けられそうな雰囲気もありましたが、当社はマーケティングの会社であるため、少し話題をマーケティング寄りにシフト。

「コスメの情報を仕入れる時に、何を参考し、どんなものに惹かれるのか」という質問に関しては、

・美容家などのインフルエンサーのSNSを参考にしている
・友人からおすすめされたりプレゼントされると好きになることが多い

といった声が多く聞かれました。

中には、「#PR」と入っている投稿に対しては慎重になってしまう、といった声もあり、人によっては「広告か否か」をひとつの判断基準としている様子もうかがえました。

また、ECサイトなどネットで化粧品を買うかどうかについては意見が分かれました。
クチコミをチェックして良ければ買う、自分で店舗に見に行くよりたくさんの化粧品を見ることができるから買う、といった「ネットで買う」派に対して、自分の目で色を確かめなければ安心できない、という「ネットで買わない」派も根強くいることがわかりました。

おわりに

喋り足りない雰囲気を残しつつ「第1回 美容アイテム研究会」は大盛り上がりのうちに終了しました。

この会の開催のきっかけにもなった、男性社員2人の素直な感想を紹介します。

「外国語が飛び交っているかの如く話に追いつくのが難しかったです。
化粧品のようにみんな絶対使っているような商品は男性ではあまりないため、これまで自分の考えにはなかった視点での購買行動や動機が知れてとても面白かったです。」

「私はベースメイクすら何かわかっていない人間なので、開始10分くらいは宇宙語感がありましたが、説明のおかげでなんとなく「気分あげあげポイント」 みたいなところが理解できてよかったです。」

2人とも最初は会話が日本語に聞こえていなかったようですが、最終的には何かしら持ち帰るものがあったようです。

コスメや美容に詳しい人も詳しくない人もいるのがマーケットであり、
興味のない人にもどうしたら興味を持ってもらえるのか、手に取ってもらえるのかを考えていくためには、さまざまな角度からの視点や意見を知ることが必要だなと改めて気づかされました。

これからも、社内で楽しく知見を共有し、企業理解を深める相互努力をしていきたいと思います。

フュージョン株式会社に興味を持ってくださった方は、ほかのnote記事もぜひ読んでみてください。