ふしみや

やっぱりデザインが面白い。製品デザインから出発してユーザビリティやUXの先駆けとして仕…

ふしみや

やっぱりデザインが面白い。製品デザインから出発してユーザビリティやUXの先駆けとして仕事をしてきたけれど、デザイナーとしての視点は切っても切れない。デザインやUXのスキルで、一人ひとりの生活に役立つことを模索中。

最近の記事

#2:『自分の働く価値』を考える

先輩をなぞることで人生をうまく渡っていくことが難しくなった現在、自分自身で働き方の地図を描きながら、確認したり変化を加えていく必要がある。モチベーションを維持したり、次のステップの指針となってくれる手段として提案されている自分の「働く価値」についてまとめた。 「働く価値」とは「働く価値」といっても、広く認知されているというわけでもないし、取り上げる人によっても捉え方、考え方が異なるところがある。ここでは共通する部分を繋いでまとめてみた。 何のこと 自分の「働く価値」は、

    • #1 はたらき方のためのツール

      こんな状況に対応していくためのツールやサポートに関して何が必要かを、自分の経験に基づいた働く人の目線から考えてみたい。 *良いことか悪いことかはわからないが、私は職業の変更(今で言うリスキリング)、転職経験は豊富な方である。 専門家に相談するまえにしておきたいことはたらき方が多様化した結果、職業を人生を通じて自分の手本にできる人をなかなか探しにくい状況になってきていることを書いた。見習う人を探すのが難しい状況のなか、ビジネスの移り変わりが激しい中で、自分がどんな働き方してい

      • #0 仕事は地図のない旅  

        「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。」とは松尾芭蕉『奥の細道』冒頭ですが、キャリア人生(人生を通しての仕事、仕事のしかた)は、長い長い地図を持たない旅のようなものだと言えそうです。 キャリア人生を考えてみる社会人にとって働いている時間は、一日の3分の1で寝る時間以外で最も長い時間を占めています。しかも寿命が長くなった結果、昔の人に比べてずっと長い期間働かなければならなくなって来ています。 その間、自分の仕事に没頭している時もあれば、自分の能力や適正、仕事の将来性に

        • 自分自身のビジネスモデルを持つこと

          今や企業がビジネスモデルを確認し、更新することは常識となっている。ここでは、働く個々人がビジネスモデルを持つことについて書きたい。 昨今、ビジネス現場での重要性が唱えられている自律的人材の育成ともつながります。 パーソナル・ワークモデルビジネスモデルは、企業や、組織が持続して利益追求や活動を継続するための抽象的なツールですが、同様のものを個人レベルでも構築することができ、『パーソナル・ワークモデル』と呼んでいます。このパーソナル・ワークモデルは、個人が持続的に働くこと仕組み

        #2:『自分の働く価値』を考える