驚くほどほうれん草を食べられる鍋
引き続き向田邦子のエッセイをぼちぼち読んでいるのだが、「豚鍋」が出てきて、おおっと思った。
実家では「常夜鍋」として親しんできたもの。今でも毎年冬に登場する。
おいしいし、体がぽかぽかあったまるし、多分栄養も多いし、ほうれん草が安くなる今がやりどき(ちょっともう時期が終わってしまったかもだが…)。
呑兵衛もそうじゃなくても楽しめるので、おすすめしたい。
豚鍋/常夜鍋(我が家の解釈も含む)
・ほうれん草 2人で一把
・豚肉(ごく薄いロース) 1人200g(大食いは300g)
・にんにく 1~2片
・しょうが 2~3片
・日本酒(料理酒でもよいけど) できればたっぷり
1、ほうれん草は茎と葉くらいに分ける。にんにくは潰してもいいし、丸でもいい。しょうがも同様。皮つきでもいいし、むいてもいいし、適当
2、鍋に半分くらいお湯を沸かす。にんにくしょうがと日本酒を入れる。
たくさんあればお湯:日本酒=1:1にしてもいいし、お酒が少なければ7:3でもいい。日本酒がなければ料理酒でもいけた(けどちょっと物足りない感じ)。ただオール日本酒にしてみたらくどかったし酔った…あと沸かしてる蒸気で酔った。
3、沸いてアルコールがある程度飛んだら(飛んでないと結構ウッとなる)、肉を投入する。ほうれん草の茎を先に入れ、そのあと葉を入れたらサッとしゃぶしゃぶして取り出す。
4、醤油とレモン汁をかけていただく。
実家の常夜鍋は鬼平犯科帳に出ていたものを参考にしたらしかった。シンプルかつオヤ?と思う取り合わせなのだが、これがすごくおいしい。ほうれん草や豚肉がモリモリ食べられる。
〆は鍋にごはんを投入し、卵でとじるのがおすすめ。各自の醤油レモン汁の若干残った皿によそう。クタクタになったにんにくしょうがが最高!代わりに冷凍うどんを入れてもよい。
アレンジでだし昆布を入れてみたり、ポン酢で食べてみたりするのもよかった。けど、具は、ほうれん草と豚肉のみがベストと考えている。だし昆布も、入れなくても全然滋味があるのが不思議だ。
安っ!というほうれん草を見つけた際、飲み会で中途半端に日本酒が余った際などにはぜひお試しいただきたいです。
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ツイッターを眺めていると、みんながみんな大きな話ばかりをしていてグッタリする。
わたしは仕事が元々そういうのをキャッチ&リリースする感じなので、全員がジャーナリストやコメンテーターみたいな現状が結構嫌だなあと思ってしまう。
もちろん発信したり発言することは大事だというのは前提として。
政治がどうのこうの、もあるけれど、みんな、生活は続いているはず。変わってしまっているかもしれないけど、もっと生活を書いて欲しいと願っている。
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