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お家で「宇宙見物」:わたしの「お家時間」の過ごし方

いまの時代、どうしても家にいる時間が長くなってしまいます。わたしはもともと外出するよりは家にいる方が好きな質(たち)なので、いわゆる「ステイホーム」自体は苦痛ではありません。

そうはいっても、お上から外出自粛が要請され、一歩外へ出ると同調圧力を感じてしまう状況は、けっして気持ちの良いものではありません。自分の思いだけで家にこもっているのとはちがい、どうしても緊張感を持ってしまいます。

茜色に染まる夕焼け空や星座の輝く星空を見るのが、子どもの頃から大好きでした。家にいるのが好きとはいっても、夕焼けや星空は外で眺める方が良いに決まっています。広々とした野原などで風のそよぎを肌で感じ、草や花の匂いを吸いながら空色のグラデーションに目を見張り、少しずつ灯りを点していく星々を見ていると、自然との一体感がいやが上にも増してきます。

しかし「ステイホーム」であっても夕焼けや星空が見えないわけではありません。外で眺めるほどの迫力はないかもしれませんが、けっこう楽しめるものです。何とか「お家時間」を楽しもうと思い、とくに4月から6月頃、家から主に西の空(西の空が見やすかったからです)を眺め写真を撮っていました。家からだと電線が邪魔することも多いですが、それも一種のアクセントだと割り切って撮っていました。

わたしのペンネーム「牛頓」(「にゅーとん」)の由来にもなっている物理学者の寺田寅彦はこんな言葉を残しています。

好きなもの イチゴ 珈琲 花美人 懐手して宇宙見物

今回は星や星座の写真を6枚ご紹介させて頂きます。少し(かなり?)大袈裟ながら“決定的瞬間”に近い写真もあります。自分の「お家時間」の記録の意味も込めて載せたのですが、拙い素人写真ながら「宇宙見物」を楽しんで頂けたら嬉しく思います。

(1)2020年4月3日:金星とプレアデスの接近

(金星がまるでプレアデスの中の一つの星のように見えます)

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(2)2020年4月9日:西に傾くオリオン座と金星

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(3)2020年4月27日:月の地球照

地球照:https://astro-dic.jp/earthshine/

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(4)2020年5月16日:高積雲の中で輝く金星

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(5)2020年5月23日:水星と金星の接近(上が水星、下が金星)

(水星は太陽に近いため高度が低く見えにくい星です)

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(6)2020年6月7日:北斗七星とアークトゥルス(左上の輝星)

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