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夜って色々思うことあるよね。

いつからか、夜が来ることが怖くなった。

中高校生の頃は夜が大好きだった。夜更かしすることも、毎週お気に入りの深夜のテレビ番組を見ることも大好きで、コロナ禍で学校が休みの時は、絵に描いたような昼夜逆転生活をしていた。それが楽しくて仕方なかった。

でも今は違う。簡単に眠ることができなくなって、明日が来ることが怖くて涙が出てしまう。
薬を飲んで寝る日が多くなって、その分好きな人と夜中にラインする日が減った。お互い忙しい日々の中、夜中だけが彼と話せる大切な時間だったのに、今ではその時間でさえ怖くて仕方なくなってしまい、早々に切り上げてしまう。

彼に、薬飲むね、とラインを入れると、なんの絵文字もマークもない、おやすみなさい、のラインが来る。それが、私と彼の連絡の終わりを告げる合図。
ああきっと、つまらない女だと思われている。そんなことばかり考えて落ち込んで。

彼にとって私はなんなんだろう。

いつか、昔みたいに夜を楽しめる時が来るのだろうか。
そんな日を願いながら、今夜も目を瞑ります。おやすみなさい。

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