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るーさとnote:vol3 部下と向き合う時間

1)マネジメントについて
2)タイムマネジメント
3)セルフマネメントへ
4)まとめ

マネジメントについて
①セルフマネジメント
②ケースマネジメント
③チームマネジメント
④コミュニティマネージメント
マネジメントは(詳細な説明はここでは割愛させていただきますが)この5つに分けられるとされています。そもそもマネジメントは、直訳すると「経営・管理」とされる。そんな中で、まずは組織を構成する個々人の「セルフマネージメント能力の向上」が必須であり、そこへ向けて何が必要なのかを考える機会が多くなっています。セルフマネジメントとは自己管理 自分を統制、制御すること。自分の成長や自己実現に向けてとされています。そこへ向けた必要なことについて知る機会を得たので共有したいと思います。

ちなみにここまでの内容の引用文献の紹介をさせて頂きます。
※太田睦美・土井勝幸編集:作業療法マネジメント:臨床作業療法NOVA 第17巻第1号 2020年3月

タイムマネジメント
ここで有名なのが、緊急度と重要度でタスクを4象限に分解する「アイゼンハワーマトリクス」です。アイゼンハワーマトリクスとは、第34代アメリカ合衆国大統アイゼンハワーがタスクや時間管理を行う時に使っていたフレームワークと言われています。
第Ⅰの領域 緊急度・重要度とも高い業務
第Ⅱの領域 緊急度は低いが重要度は高い業務
第Ⅲの領域 緊急度は高いが重要度は低い業務
第Ⅳの領域 緊急度・重要度ともに低い業務

アイゼンハワーマトリクス


では、この中で「部下と向き合う時間/相談を受ける時間」はどこに位置するのでしょうか。ここで私自身は、【第Ⅲの領域 緊急度は高いが重要度は低い業務と位置づけました】ここは、優先度を考えると2番目に重要な箇所となります。優先度を考えた時の図が以下のようになります。数字①~④が優先順位を示します。

アイゼンハワーマトリクス2

ここで注目すべきは、この【第Ⅲの領域 緊急度は高いが重要度は低い業務】を放置すると、緊急度が高い事項であり、ほっておくだけで時間経過と共にあっという間に、重要度の高い状況にもってかれてしまいます。この【第Ⅲの領域 緊急度は高いが重要度は低い業務】=優先度②の位置する事柄をこまめに解決、対応することで、切羽詰まった状態を回避できるのです

さてではここで、話を戻して・・・
「部下と向き合う時間/相談を受ける時間」もこまめに定期的に対応しないと
いつの間にか切羽詰まった状態となり、離職したり、対処困難な状況に陥ることが考えられるのですね。ではどうするのが最良なのでしょうか。
至ってシンプルな対処方法でした。ここにこそタイムマネジメントが必要だったのです。要点は3点だけです。

①自分の業務時間内に定期的に「部下と向き合う時間/相談を受ける時間」をスケジュールとして盛り込んでおくことで意識化させること
②短い時間 15分程度で必ず終わらせること 少量頻回に効果がある。つまりは習慣化していくこと
③本人自身のセルフマネジメントを引き出すための支援 質を大事にすること コーチングに近いと思います

部下が陥りやすい悩み
多くが共通する悩みとして行きつくのは 自己肯定感の低さです。自己肯定感は自分が価値ある存在であるとする自信に近いようなものであります。この自己肯定感を高めて、自分で様々な問題に対峙して解決していけるような力を導くことが対話の主な目的となります。

セルフマネメントへ 自己肯定感を高める
そのためにできること これは沢山あります。各々がしっかり考えてみることが大事だと思います。※以下はあくまで一例です

目標がクリアできるように支援し成功体験を演出すること
フューチャーイメージの活用 自分は乗り越えて「できるんだ」のイメージングをつくる。
新たな仕事を振って、期待感を伝えること。
今日できたこと、感謝することを1日3個 書き出しておくこと。
ゆっくりとした時間 心の動きを感じる時間を持つこと よかったことを沢山イメージすること
マインドチェンジ ネガティブな言葉をポジティブに捉えらるように言葉を変換すること。例えば、「あーもーどうしたらいいんだろう」→「まずはやってみよう!!なんとかなるさ」と自分の中で変換すること。
気持ちを手放す 素直なネガティブな気持ちを要らない紙に書き出して、書いたらビリビリに破く
モデリング 自分の尊敬する人や先輩を真似てみる 真似ていくことからできることがどんどん増えていく
と、まあ色々ですね

悩みが悩みでなくなる
こうして、セルフマネジメントがうまくできるようになれば、悩みは少なくなっていくことでしょう。こころのゆとりを持てるように周囲のフォローが最重要ですね

私たちにできること
あなたをちゃんとみているよ
どうだった?と常に寄り添い、相手の中にある答えを導くこと。
決してやってはいけないこと「○○すべき」と押し付けることはしないこと

まとめ
人材育成に関して40代半ばにして現実として学ばななくてはならなくなりました、今だからこその役割として自分自身の学びをまとめておきたいと作ってみました。長文にお付き合いいただきありがとうございました。


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