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メロディ その6

メロディが眠りについてから、生まれて初めてペットロスになりました。何かあるごとにメロディがいないと思うと寂しくて涙が出るのです。また、亡くなる前1か月くらいのメロディの切ない、けな気な姿が思い出されてそれもとても辛いのです。

キリスト教では、イエスキリストが私達の罪のために十字架にかかって死んでくださり、3日後によみがえったという事実を受け入れ、イエス様を救い主として信じる人は、天の御国に行く事ができるとされますが、動物はどうなんだろう?と急に心配になりました。

そこで、牧師先生に質問してみました。そうしたら、以下のような嬉しい返事をもらいました。

「聖書の中には具体的に、死後にペットがどこへ行くのかははっきりと書いていませんが、「神はご自分の子どもたちの幸いを用意しておられる」「人の罪によって虚無とさせられたすべての被造物も贖いを求めている(ローマ人への手紙8章19節~)といったところから考えると、私たちの想像もつかないような、良いあり方で、神はその猫ちゃんの魂を扱ってくださるのではないでしょうか。仏教では、動物はもともとは人間だったが因果応報で、今は動物の姿に堕落しているというのがあるようですが、キリスト教では、動物ははじめから神が作られて「満足された」被造物のひとつです。人間の罪によって、弱肉強食という苦しみを与えられましたが、神は動物含めてすべての被造物も贖われることを約束しておられます。聖書には死んだ動物も復活するのかははっきり書いていないのですが、神様に任せておけば、私たちが心配することはありません。私たちが想像もつかない恵みが、動物たちの贖いにおいても用意されていると思います。安心してください。」

ローマ人への手紙8章 19 被造物は切実な思いで、神の子どもたちが現れるのを待ち望んでいます。20 被造物が虚無に服したのは、自分の意志からではなく、服従させた方によるものなので、彼らには望みがあるのです。21 被造物自体も、滅びの束縛から解放され、神の子どもたちの栄光の自由にあずかります。22 私たちは知っています。被造物のすべては、今に至るまで、ともにうめき、ともに生みの苦しみをしています。

キリスト教では、天の御国に私たちが入れるのは、イエスキリストが世を裁くために再臨した後です(まだ、今現在再臨していません)。私たちは肉体が滅んだ後、「よみ」で一旦眠りにつくとされます(天の御国に入る前の中間状態に関しては諸説あるようです)。一方、詩編16編10節「あなたは 私のたましいをよみに捨て置かず」、詩編139編8節「私がよみに床を設けてもそこにあなた(神)はおられます」と書かれています。だから、メロディは今も神様に守られて眠っているのです。

メロディの魂を神様に委ねればいいのだ。と、ようやく安心できました。メロディを思い出した時は、「神様がメロディと共にいてください」と祈っています。

でも、やっぱり悲しいです。あとは、時が解決してくれるのかなと思います。そして、天の御国でいずれメロディと再会できる日を期待して・・・・

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