幸せになっていいんだ

幸せになっていいんだ
私は幸せになっても大丈夫なんだ

誰かが幸せになるために
自分が犠牲になり続けなくていい

私は相手が幸せなら
自分も幸せなんだと思い込んでいた

相手が幸せに敏感な人なら
成立するかもしれない
でも、幸せに鈍感な人が相手なら
幸せを独り占めされて
「もっと幸せを与えろと」
私を責めて心を傷つけてゆく

傷つくことに慣れてしまうと
優しさに触れた時でも
何も感じなくなってしまう
「自分はダメな人間だから
　幸せになってはいけない」
そう心の中で不幸になる魔法を
自分にかけてしまうことになる

本当はダメな人間なんかじゃない
完璧ではないけれど
人に与えてきた優しさだけは
普通の人より少し多いと思う

もっと幸せになってもいい
誰かの自分勝手な要求に
心が血を流しているのに
我慢して従わなくてもいい

誰かにとってだけ都合のいい
価値観の壁なんか
ちょっと蹴っただけで
砂で作った壁みたいに
すぐに壊れるから
ゆっくり深呼吸して
勇気を出して壊してみよう

誰かの助けが必要なら
ダメでもともと
助けを求めてみよう
意外とあっさり
助けてくれる場合もある

助けてくれる人が今はいなくても
思いがけない奇跡が起こって
幸せを一緒に喜んでくれる人が
目の前に現れる日がきっと来る