「質問力」とは?コツをおさえてステップアップ!
こんにちは。
人材育成スペシャリスト
古谷治子(ふるやはるこ)です。
質問したら怪訝そうな顔をされた、という経験は誰しも1度や2度あるのではないでしょうか。
「仕事ができない」と思われないか不安になったり、「怒られたらどうしよう」と心配したりして質問することを躊躇してしまったという方もいらっしゃると思います。
確かに厳しい先輩や上司の方もいらっしゃることでしょう。
或いは、人間ですから、たまたま間が悪かった、体調が悪かった、などの理由だったのかもしれません。
いくら年を重ねても、知らないことがあって当然です。
若手のうちはなおさらです。
厳しい先輩や上司に質問するのは勇気が必要ですが、それでもそのストレスをいくらか軽減する方法があります。
上手な質問で、知識不足をカバーしましょう!
■質問の準備をしっかりする
上司や先輩、お客様に、何のために、何を聞きたいのでしょうか。
どのような情報を知りたいのか、まずは自分自身が目的をハッキリとさせ、それに添った質問を準備します。
■わかりやすい質問をする
あなたの質問はわかりやすいですか?
むずかしい言葉や、専門用語を使うことはできるだけ避けます。
主語をはっきり述べ、できるだけ具体的に、かつ簡潔に、相手が答えやすいように質問します。
■丸投げ質問はしない
「とりあえず聞いちゃえ!」という姿勢で質問するのはNGです。
「どうすればいいですか?」「何がいいですか?」と大ざっぱな聞き方では相手も困惑するか、面倒だな、と感じてしまいます。
どこまでわかっていて、どこからがわからないのかを先に整理してから話しましょう。
上司に意見を求められたときに答えられるように、自分なりの答えや考えを用意しておくのも良いですね。
■同じ質問はしないように心がける
「気にしないで何度でも聞いてね。」
そんな優しい言葉をかけてくれる人ばかりではありません。
ましてや相手がお客様となればなおさらです。
一度聞いた質問はしっかりノートや手帳にメモをしておきましょう。
同じ質問を何度もしないように努力するのは社会人としてのマナーです。
■きちんと理解できる答えをもらう
相手の説明や答えが良くわからなくて不安な時はどうしていますか?
わかったふりをするのはNGです。
あとから困るのはあなた自身ですし、ミスやクレームにつながってしまうかもしれません。
「たとえば、どんな(このような)ことでしょうか?」
というように、具体的な事例を挙げてもらったり、自分が理解した内容であっているか確認したりしながら自分の理解を深めていきます。
いかがでしょうか。
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株式会社マネジメントサポートグループ代表取締役社長
一般社団法人 日本講師協会代表理事
文京女子短期大学英文科卒業後、東京放送、中国新聞社で9年間の実務を経て人材育成コンサルタントとして独立。1993年、株式会社マネジメントサポートを設立。その後、株式会社リサーチサポート、株式会社マネジメントオフィス、株式会社マネジメントサポートグループを設立し、4社を経営。
企業の課題解決型研修が支持を集め、全国のシンクタンクを中心に4,000回以上の登壇を行うCS対応教育の第一人者。マナー指導者育成にも力を注ぎ、後進講師の育成にも力を入れている。東京商工会議所女性会理事、日本講師協会理事歴任。マナーやビジネス書を中心に著書は40冊以上。
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