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村上春樹『やがて哀しき外国語』

このマガジンでは備忘録的な使い方で読書感想をあげていきます。

「インテリゲンチャの読書クラブ」とは違い、
古典に限らず、
完全にわたし個人の視点によるノートです。
なかにはしばらく前に読んだものも混じっていたり、
するでしょう。

ここではいったん、質より量を追い求めていきます。

さて、第一回目は村上春樹のエッセイです。
米国・プリンストンでの2年に及ぶ滞在記です。

なにかで「エッセイは自分を切り売りする行為」
というようなことを述べていました。

わたしにとって読書の「実用性」は、
知識を得ること、というより
著者の考え方をパクれることにある、と考えています。
そういう意味では、
村上春樹のものの見方や、感じ方がくっきり出ている本作。
非常にコスパは高いと言えます。

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