このタイミングを逃してはならない。

今週から「八百長入門」の稽古が始まった。
まだ3回しかやってないのだけど、もう2～3週間くらいやっているような気がしてきた。
キャストの皆さんと密度の濃い稽古が始まり手応えが見えてきた。

イメージを伝え、アプローチを試しながら、形にしていく。演劇本来の起ち上げ方を愚直にやっていく。作り方に魔法はない。限られた稽古日数の中で積み上げるしかない。そもそもが、長い修行期間を経た積み上げの先にある講談という伝統芸能の世界。フルタ丸講談は演劇ナイズしているとは言え、講談という言葉の前では甘えられない。第二弾となり迷っている時間は減って来た気がする。フルタ丸講談はどこを尖らせていくのか。そういった部分のやり方が見えて来た。
有難いことだが、フルタ丸初のオール女性キャストのカンパニーは良い空気が漂っていて、このメンバーに集まって頂けて間違いなかったと思い始めている。このタイミングを逃してはならない。直観的にそう感じる。「八百長入門」を一人でも多くの人に観劇してもらいたい。

フルタジュン

---

フルタ丸講談 vol.2 『八百長入門』
日程：2023年11月29日（水）～ 12月2日（土）
会場：シアター711

【チケット】
一般：4,000円　学割：3,000円（要証明）
※全席自由・整理番号付き・前売当日共通

【ご予約はコチラから】
カンフェティ WEB販売ページ
http://confetti-web.com/furutamarukoudan_2