古沢広祐(Furusawa Koyu)

2020年3月國學院大學経済学部を定年退職。1996年経済ネットワーキング学科開設とと…

古沢広祐(Furusawa Koyu)

2020年3月國學院大學経済学部を定年退職。1996年経済ネットワーキング学科開設とともに着任し退官にて学科閉じました。一部客員教授での関わりや継続中のNPO,NGO,研究会活動にて余生を送ります。関連:https://note.com/rentai_economy22/

最近の記事

新刊案内2(補足・発展編):『今さらだけど「人新世」って? 知っておくべき地球史とヒトの大転換点』(勉強資料)

ご案内(補足・発展編):参考情報  — 人新世をさらに読み解くために 本書の内容について、さらに詳しく知りたい方々へ。 本文では、かなり大きな視野から人新世とヒトの歩みをたどりました。大枠からの見方なので、個々の課題の詳細にはふれられませんでした。関連するより詳細な内容は、別途にて公開していますので、ご興味ある方は、以下などをご参照ください。 参考情報(ネット公開) ・古沢広祐(2016)「人類社会の未来を問う ―危機的世界を見通すために 」総合人間学(OL.J)第10号

    • 新刊案内:『今さらだけど「人新世」って? 知っておくべき地球史とヒトの大転換点』古沢広祐 著2024年3月刊行 WAVE出版

      *地質学会では名称否決された「人新世」ですが、その名称を認識する意味を、改めて問いかけます・・・❣❣ ご案内:『今さらだけど「人新世」って? 知っておくべき地球史とヒトの大転換点』 古沢広祐 著 2024年3月刊行 WAVE出版 https://www.wave-publishers.co.jp/books/9784866214306/ ◆内容紹介(出版社サイトより引用) 「人新世」―― 皆さんはこの言葉をご存じでしょうか。 新聞や本、あるいはネットなどで一度は見たことがあ

      • ★特集:掲載「持続可能な社会経済をどう実現するか ― SDGs(大衆のアヘン?)を変革の妙薬に ―」古沢広祐

        ★特集記事、古沢広祐・掲載原稿(草稿添付) 「持続可能な社会経済をどう実現するか   ― SDGs(大衆のアヘン?)を変革の妙薬に ―」 https://agenda.base.shop/items/78277920 ・・・・「絵に描いた餅、人を惑わすアヘン(麻薬)」と揶揄するSDGsへの見方もあるが、それは一面的な批判であって、その背景にある多大な努力の軌跡を無視すべきではない。総花的で多く妥協の産物ではあるものの、人類が手にした貴重な持続可能な世界への道標である点につい

        •  人新世におけるヒトの大加速化、文化進化、自己家畜化に関する一考察 ~ 総合人間学の構築に向けて(4) ~ 古沢広祐

          ★「人新世におけるヒトの大加速化、文化進化、自己家畜化に関する一考察   ― 総合人間学の構築に向けて(4) ―」 古沢広祐 https://www.jstage.jst.go.jp/article/synanthro/17/0/17_61/_article/-char/ja   前回の最後の追加記載:論考の特出しです。・・・宇宙と人間を俯瞰することの意義について、一部を抜粋しました。:  ・・・(前略)・・・そもそも宇宙という文字は、紀元前2 世紀頃の書物『淮南子』(えな

        新刊案内2(補足・発展編):『今さらだけど「人新世」って? 知っておくべき地球史とヒトの大転換点』(勉強資料)

          総合人間学会刊行シリーズ『総合人間学13~17』ご案内

          ・・・・総合人間学会を多くの方々の協力のもとに発足させ(2006年)、私たちは大会シンポジウムや研究誌の発刊、研究会・談話会などを通じて、時々の課題も受け止めつつ、本学会の発展に努めてまいりました。  改めて、研究者・教師・文学者・医療関係者・宗教家などの専門諸家のみならず、老若男女を問わず同じ志を抱く多くの一般の人々に、参加と御協力をお願いする次第であります。 総合人間学会趣旨 新版(2019年)より:http://synthetic-anthropology.org/?p

          総合人間学会刊行シリーズ『総合人間学13~17』ご案内

          総合人間学会2023研究大会シンポジウムご案内(オンライン開催6/17、無料)

          総合人間学会2023[研究大会シンポジウム]ご案内(オンライン開催6/17) ◆ テーマ:  近代的「知」のあり方を問い直す ――授けられる「科学」/「学習」時代に、「学び」はどう対峙する? 6月17日(土)13時~17時半:一般参加可・無料、要/参加申込 http://synthetic-anthropology.org/?page_id=9 ◆ 大会シンポジウム企画趣旨(全文は別途参照) ・・・・・・・・・・・人が生きていくうえで欠かすことのできないような

          総合人間学会2023研究大会シンポジウムご案内(オンライン開催6/17、無料)

          子供向けSDGs,環境本の監修をしました❣❣

          『こどもSDGsブック 自分が変わると世界も変わる!』  古沢広祐 監修 金の星社 概要 :小学生高学年むけの SDGs の入門書です。 「知る」「考える」「やってみる」の流れで、地球で安心して暮らすために、私たちの現状と未来について学びます。 世界や日本の現状、具体的な取り組み事例などを知り、身近な問題に置きか えて考えることで、SDGs を楽しく理解できる本です。私たち一人ひとり、自分の小さな一歩が、未来につながることが理解できます。 https://www.kinnoh

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          ワイルドライフカレッジ2023 開講 ❣❣

          「ワイルドライフカレッジ2023」ご案内します。古沢広祐(JWCS理事)   ワイルドライフカレッジ2023 開講 ❣❣/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━       今年のテーマは「市民参加」  ガチで保全活動をしたい方、ぜひご参加ください。 興味あるウェビナーを1つだけ聞いてみたい人ももちろん歓迎です。 「そうだったのか!」とガツンとくる話に出会えるはずです。 ワイルドライフカレッジ2023 募集要項 https://www.jwcs

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          『 水産資源の危機と持続可能な養殖 』 適正技術フォーラム 5/27(土)

          適正技術の視点から、SDGs、持続可能な社会の形成にむけての諸課題に関して、今回は、海洋環境、水産資源、持続可能な養殖について考えます。  一般参加(無料)も歓迎ですので、以下、参加申し込み下さい。 【オンライン開催】第16回適正技術フォーラム 5/27(土)、公開、無料・要申込    『 水産資源の危機と持続可能な養殖 』  今日、世界の海洋環境は、温暖化、酸性化、富栄養化、海洋プラスチックなど、複合的・多重的な問題に直面しており、また、それらと乱獲があいまって、私たちの

          『 水産資源の危機と持続可能な養殖 』 適正技術フォーラム 5/27(土)

          オンライン公開講座「社会的連帯経済(SSE)の現在とその未来を考える」2023   法政大学大学院 連帯社会インスティテュート

          オンライン公開講座「社会的連帯経済(SSE)の現在とその未来を考える」  法政大学大学院連帯社会インスティテュートでは、ILO駐日事務所、(一社)JCA、(公社)教育文化協会の後援により、2022年度に引き続き、社会的連帯経済をテーマとする連続公開講座を開催します。  講座は以下のスケジュールにて、オンライン(Zoomウェビナー)で開催いたします(事前申込制)。  参加費は無料となっております。以下のフォームより、ぜひお申込みください。 【第1回】5月6日(土)13:10

          オンライン公開講座「社会的連帯経済(SSE)の現在とその未来を考える」2023   法政大学大学院 連帯社会インスティテュート

          「しぶカフェ」 シブサス~東京渋谷で進む、環境にやさしいまちづくり~

          第1回「しぶカフェ」  シブサス ~ 東京渋谷で進む環境にやさしいまちづくり ~ 【URL】國學院大學公式YouTubeチャンネル(動画アーカイブ)公開配信中  https://www.youtube.com/watch?v=uO6idFQraGA 【出演】松嶋 範行 氏(シブヤサステナブル推進協議会リーダー)    古沢 広祐 氏(國學院大學研究開発推進機構客員教授)   佐藤 龍彦 氏(渋谷区環境政策部環境政策課主任)   俵  里奈 氏(シブヤ若者気候変動会議メンバー

          「しぶカフェ」 シブサス~東京渋谷で進む、環境にやさしいまちづくり~

          2023年ご挨拶:昨年目についた話題など、情報共有します。

          ★64歳で逝去 「人類初サイボーグ」 が世界に遺した物 東大教授追悼「ネオ・ヒューマンは生き続ける」ピーター・スコット-モーガンさんご逝去に寄せて: https://toyokeizai.net/articles/-/601582 ★見えた 何が 永遠が ~立花隆 最後の旅~NHK BS https://www.nhk.jp/p/ts/K291JX1G6Z/ 以下・概要:(2022年4月30日の放送内容を基にして) ★こころをよむ:「人形と人間のあいだ」全13回  ラジオ

          2023年ご挨拶:昨年目についた話題など、情報共有します。

          第14回適正技術フォーラム「『成長の限界』50周年を迎えて」開催のお知らせ(12/17)

          第14回適正技術フォーラム「『成長の限界』50周年を迎えて」開催のお知らせ(12/17)2022年12月17日(土)14:00~16:30 (オンライン開催) https://atfj.jp/news/14thforum/  1972年に出版された『成長の限界』は、既存の世界システムの成長率に大きな変化がないかぎり、その後100年以内に地球上の成長は限界点に達し、人口と工業生産等の制御不可能な減少を招くであろうことを示して、世界に大きなインパクトを与えました。今回のフォーラ

          第14回適正技術フォーラム「『成長の限界』50周年を迎えて」開催のお知らせ(12/17)

          社会的連帯経済(SSE)、12月2日及び第7回10月22日:アーカイブ配信中‼

          その1★「社会的連帯経済(SSE)と国連・ILOの最新の動き」 12/2(金) 18:00〜19:30 連合会館/オンライン並行開催(公開、参加費無料):イベント録画:YouTube公開中❣❣ https://youtu.be/ALZHV6Xxxf8 https://note.com/rentai_economy22/n/n0f3037e45d91 その2★★:「生産者と消費者の連帯~有機農業にみる社会的連帯経済」古沢広祐10月22日SSE研究会(第7回)動画配信中 下

          社会的連帯経済(SSE)、12月2日及び第7回10月22日:アーカイブ配信中‼

          ●共生社会システム研究:『開発との遭遇』書評:●関連書評「20世紀の定義」第4巻「越境と難民の世紀」岩波書店(古沢担当部分、草稿)2001年「大地からの解放ー別離と再会の行方」

          <書評:その1>  アルトゥーロ・エスコバル著/北野 収 訳 『 開発との遭遇 第三世界の発明と解体 』  『共生社会システム研究』第16巻1号、農林統計出版2022年、所収 1.本書の特徴  なにが提示されているか 著者エスコバルは、南米コロンビア生まれの人類学者でノースカロライナ大学チャペルヒル校名誉教授、開発と開発学の成立ち自体への根底的批判とともに「ポスト開発の地平」をラディカルに展開してきた方である。これまでの「開発」に内在した問題は様々に批判されてきたのだが、今

          ●共生社会システム研究:『開発との遭遇』書評:●関連書評「20世紀の定義」第4巻「越境と難民の世紀」岩波書店(古沢担当部分、草稿)2001年「大地からの解放ー別離と再会の行方」

          共生社会システム学会2022大会公開シンポジウム 「変質する資本主義と共生社会形成の担い手 ―世界経済、環境・農業・協同の位相変化と地域再生への課題―」

          共生社会システム学会:2022大会公開シンポジウムご案内  本大会では、「変質する資本主義と共生社会形成の担い手 ―世界経済、環境・農業・協同の位相変化と地域再生への課題―」をテーマに、公開シンポジウムをオンラインで開催します。学会外の方も参加できますので、ご関心の方は参加申し込み下さい。 参加費・無料 オンライン登録用ページ(9/10までにお願いします) https://forms.gle/ErRyvsjpck3yB1fVA  日程:2022年9月17日(土曜日)14:

          共生社会システム学会2022大会公開シンポジウム 「変質する資本主義と共生社会形成の担い手 ―世界経済、環境・農業・協同の位相変化と地域再生への課題―」