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【防災玉手箱】長岡市東中学校3年生総合学習防災コース

第1回:2022年6月24日(金)14:00~15:10
内  容:家庭で出来る防災の備えと防災グッズ作り

まずは、災害時の避難所の様子を写真等で紹介し、みんなの命を守る家庭の備えの大切さを確認しました。

そして、家庭にあるものを工夫して防災グッズを作る体験として、ランタンとトイレを作りました。
懐中電灯は、そのまま使うと照らせる範囲が限られているため、周囲を明るく照らせるように、ペットボトルの水を反射させます。
紙コップで簡単に固定することができます。
また、過去の停電時にも使われた「ツナ缶ランプ」の作り方を紹介しました。

ランタン作りの様子

生活に欠かせないトイレを段ボールで作る体験も行いました。
段ボールとビニール袋を使用し、協力してあっという間に作成していました。
凝固剤がない場合や、水が使えない時の自宅のトイレの使い方も紹介しました。

災害時には、電気・水・ガスが使えなくなることがあります。
いざという時の知識と、日頃からの備えが大切です。


第2回:2022年8月31日(水)14:00~15:10
内  容:長岡市の災害時の防災対策と、避難所の備蓄品組立体験

市役所の方からお話を聞く

長岡市内の避難所で備蓄されている段ボールのベッド・パーティション・更衣室兼授乳室の3種類の組立・解体をグループで体験しました。

段ボール授乳室


組立の様子

「あっという間に作れる。」「のんびり休める。」「指示出ししてくれる人がいるとスムーズにできるのでは。」「届いたら高齢者優先で作ってあげよう。」と声をかけあいながら体験をしていました。

最後に、実際の避難所の様子や、中学生が活躍した事例を紹介しました。
避難所生活は、体を休める事も大切ですが、心を休める事も大切です。
皆さんが安心して過ごせるよう、中学生にもできることがたくさんあると感じていた様子でした。


第3回:2022年9月14日(水)14:00~15:10
内  容:家庭にある道具や食材を工夫した災害食作り

災害時の食についてのお話を聞く

災害時は、偏った食事で体調を崩しやすくなります。
水道ガス電気が使えない時でも、家庭にあるものを使って、温かくバランスの良い食事をとることができます。

今回のメニューはごはんと野菜スープ。
耐熱性のビニール袋に食材を入れ、大きな鍋の中で煮ることで美味しい料理が作れます。
空気の抜き方、袋のむずび方等の注意点や、節水のポイントを説明した後は、レシピを見ながら各グループで協力して作りました。

防災士さんもサポートに来てくれました
作った災害食

災害時の温かい食事は、体の栄養だけでなく、心の栄養にもなります。
災害食作りを体験し、楽しみながら防災について学びました。
災害時の家庭の備えについて、改めて考える良いきっかけになれたらと思います。


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