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YouTubeやオンライン講座で絵の勉強をしよう

初めまして、イラストレーターのふるりと申します。
私は4年ほど前からイラストを描き始めましたが、リアルで習ったことはありませんでした。
絵の勉強は全てインターネット越しで勉強しました。
今はYouTubeやオンライン講座もあり、学びやすくなったと思います。
私のYouTubeやオンライン講座の学習方法についてお話出来たらと思います。

YouTubeで学ぼう!

今は絵の描き方を教えてくれるYouTuberの方もとても多いです。YouTubeを是非探してみてください!「このイラスト素敵!」「こんな風に描けるようになりたい!」という方を見つけたら、視聴していきいましょう。

学習方法① 「文字に起こす」

でも、どういう風に視聴したら良いでしょうか?
YouTubeも見ただけでは勉強にはなりません…。
私のおすすめ学習方法は「文字に起こす」です。
私は背景が描けるようになりたくて、吉田誠治さんのイラスト添削YouTubeを見ました。しかし最初は難し過ぎて…どう学習したら良いか分かりませんでした。

なので、アナログな方法なのですが、吉田誠治さんが話していることをノートにメモをし、清書していきました。

最初は用語に慣れるのに必死で、何度も巻き戻し、繰り返し見たりもしました。文字に起こしてるので、分からない用語は後から調べることも出来ますし、自分なりの辞書みたいなノートが出来ます。

そして、「これ以前も同じようなことを言ってたな」「これは同じ用語だけど少し意味の違うニュアンスだな」と、繰り返し伝えてくれていることが出てきます。
それが絵作りで大切なことなのだと徐々に気付くことができました。

学習方法② 「まずは言われたとおり描いてみる」

言葉で理解をしていても絵を描くことは出来ません。
なので、ノートにメモしてることをどんどん自分の作品に取り入れたり、テクニックを真似したりしました。

「確かこんなことも話していたな」「ここで話していたことはこういうことかな?」と、自分では意識しなかったことを意識しながら絵に取り組めます。

インプットしたらすぐアウトプットする!
作品でも練習でも、どんどん取り入れることをおすすめします。

学習方法③ 「言われた練習はやってみる」

動画の中で「こんな練習方法いいですよ」とお話しされてることがあります。私は分からないなりにも、取りあえず練習してみました。
風景写真模写、映画のショットを模写する、など。
日々の基礎練習に取り入れてみましょう。

練習で私が大切にしたことは「なぜこの練習が必要なのか」を常に自問自答することです。
練習の意味を常に考えました。

学習方法④ 「ラジオとして視聴する」

描く時間が取れなくても、耳で聞いてみましょう!
色んなYouTubeを見ましたが、やはり同じことを教えてくれているなと思いました。
色んなチャンネルを聞いてると「ここでもこの話題が出てくるな」「ここでも同じことが大切だって言ってるな」と気付くことができます。
重複している事はどのイラストレーターさんも大切にしてるんだなと、それがプロなんだと、思いました。

総括

今回は吉田誠治さんのYouTubeを例に話しましたが、他のYouTubeも同じです。自分の好きなYouTubeチャンネルがあれば、上記のような勉強方法を参考にしてみてください!

YouTubeは無料で色んなことが分かりとても気軽に勉強できます!
しかし無料コンテンツです、受動的では取りこぼしてしまう事も多いと思います。自分なりに活用することが学習では大切だと思いました。
勉強や知ることのきっかけにどんどん見ることをおすすめします。

オンライン講座で学ぼう!

今はオンライン講座も充実しています!
CLASS1O1やColosoなどのオンライン講座を聞いたことはありますか?
実際、受けてみたいけどどういう内容なんだろう?
勉強になるのかな?気になる!
という方のために、私が受けた感想と、受けてどう勉強したら良いか話したいと思います。

私は去年の5月にCLASS1O1の「基礎からアドバンスまでしっかり! コンセプトアート&イラストBy ヒョナヒョナ(hyona hyona)」を受けました。

感想① 「プロは沢山練習している!」

受けた最初の感想は「色んな練習を沢山されてる!」でした。
クロッキーや白黒スケッチ(デッサン)、カラースケッチ、など「これだけ練習しておけば絵が上手くなりますよ」という甘いことは一切無い、ストイックな姿にしびれました。

私はそれまで、毎日クロッキーをしてましたが、苦手なデッサンからは逃げていました。
しかし、プロの方がこんなに沢山練習している姿に、自分が恥ずかしくなったと言いますか、「練習しない理由を探していた」事に気付きました。

感想② 「教材は自分に合った練習を教えてくれる」

講座の中に、ヒョナさんが用意してくれている教材があります。
それを使うと何となく絵は描けますが、自分で1から描く事が出来ない事に気付きました。

講座を通し練習していく中で、自分と向き合う時間も多く、自分は絵を通して何がしたいのか、どんな作品を描きたいか、どうなりたいか、凄く考えるようになりました。

教材のおかげで自分に足りない物が分かり、「こんな作品を描きたい」「これを練習していく!」と決めることが出来ました。

感想③ 「受けた講座は忘れる!メモを取りましょう」

学校の授業のようにメモを取ることをおすすめします。
講座は何時間もありますので、意外と受けた講座の内容は忘れていきます。
なので自分の記憶を過信せず、メモを取りながら受けてみましょう。

メモは自分の大切な教本にもなっていきます。
振り返るためにもとても大切です。

感想④ 「やはり練習あるのみ!」

講座では塗り方やデジタルのテクニックも教えてくれていますが、それを使いこなす基礎がないことに気付きました。

講座ではありがたいことに沢山の練習方法を教えてくれています。
この練習をした先に、ヒョナさんが描く作品があるんだなと思いました。

講座のおかげで「この練習をすればいいんだ」と、導いてもらうことが出来ました。それだけでも私は大変勉強になりました。

また、練習をすることで、「この練習とこの練習が繋がる!」という、点と点が繋がる瞬間が来ます!
私は去年に講座を受け、毎日練習を始めましたが、この気付きがあったのがとても良かったです。

総括

講座は大変有益な物ですが、それ扱う知識、テクニック、見る目など、土台がないと吸収しきれないと思いました。

しかし、1つの講座を受けて、全部を受けとめる事が出来、理解が出来る人は、逆に講座を受ける必要が無い人です。
講座を受けて「やはり自分ってまだまだ描けない…」と落ち込む必要はありません。
ここがスタートライン!だからです。

何も分からず、闇雲にクロッキーやデッサンを毎日して、「上手くなってるか分からない…」と路頭に迷う日々から解放されます。

しかし、「この練習をしてればこの人みたいになれる!」も、私は違いました。
私は講座を受けて、改めて「コンセプトアーティストになりたかったんじゃない」と気づけました。憧れと自分との乖離に、絶望する必要はありません。自分の好きや得意を見つけるきっかけにしてください。
自分が練習していて「これが楽しい」「これを描いてるとき幸せ」と思うものを見つけてください。

おまけ

私は「8つ勉」という栗田唯さんと砂糖ふくろうさんの講座が大好きです。
私はこの講座をきっかけにジェスチャードローイングを毎日練習し始めました。
こちらも記事にしているので、良かったら読んでやってください

CLASS1O1はこちら

はなさきたるさんの講座!
ファンなのでとても気になっています。

Colosoはこちら

今は東京メロンボーイさんの講座を受けています。
1年間練習して受けてみると、また全然違う気付きがあってとても面白いです!


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