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緊張できる機会

初めてのこと、慣れないことがあると緊張する。だからできるだけそれを避けようと、”はじめてごと”の機会を減らしていく。
自信がない、みんなの前でミスしたくない、迷惑かけたらいやだな、といろいろ考えているとそうなっていく。

タレントの山ちゃん(山里亮太)は慣れない場所ではいつも緊張してしまうことをタモリさんに相談したら、
「緊張できることがうらやましいよ」と言われたそう。

できない方からしたら、ベテランでなんなくこなせる人たちがうらやましく思うし、早くそうなりたいと願う。
でも経験者からしたら、”成長できる機会”というのが成熟するほどに減っていく。だからうらやましく思う。そんな感じだろうか。

自分自身、早くいろんなことに慣れたい、形を作りたい、と思う反面、
いま不器用ながらに、会社のみんなでいろいろな課題に向き合おうとしていることにはある意味充実感を感じる部分がある。
足りないからがんばろうと思う。
それぞれが完璧じゃないから力を合わせて乗り切りたいと思う。

自分が緊張してしまう環境を”機会”と捉えると、行動としては”できるだけのことをやってみる、あとで振り返りまたトライする” という感じになれるのかな。
その気持ちでいれれば、必ず1mmでも成長するはずと思う。

生きていれば1日1日で1mmずつでも成長するのか、と考えると、
そうでもない気がする。
ご飯をたべれば体は大きくなるだろうし、
年齢は1年ごとに積み重なっていくだろうけど、
大人になり取捨選択が自分でできるようになって、
緊張するようなことは避けることができるようなって、
いつのまにか慣れてることにしか向き合わなくなった人に、
人間的な成長はないように感じる。

去年自分が書いたものに、1%の努力、というのがあった。

https://note.com/furupondu/n/nd1537d5eaf90

+1%の継続 努力の習慣化
1.01の365乗 = 37.8 コツコツ努力が大きな力に
ー1%の継続 手抜きの習慣化
0.99の365乗 = 0.03 日々少しのさぼりで力がなくなる

過去の自分が書いたのをパラパラ見てて目に止まった。
こういうの書いてたな、、、、と思い同時にすっかり頭から離れてたと感じて覚えてた。

緊張できる場、慣れない場を”機会”と捉えることは、
日々の1%の努力につながるような気がした。

スタンスがまず大事なんだよな、と自分にも言い聞かせる。
できなくても、それを”機会”と捉えること。

日々学び、と考える中で大事にしたいことです。

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