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論文読んでみた

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まちづくりに関する論文を興味の赴くまま読み散らかしていく内容です
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2024年5月の記事一覧

「観光客数と人口規模に関係はあるのか?」という問いの論文を読む。

趣味の歴史も長いことやっていると話をする機会をいただくことがあります。 その際、付け焼き…

「軽トラ市 まちが活きる可動商店街」を読む

この4月から長距離通勤者になってしまいました。前向きに捉えると読書時間が確保できる。今回…

「定義から見た観光まちづくり研究の現状と課題」を読んでみた

 観光まちづくりとよく言いますがが、説明してみろと言われると、「え…、あれ、迷うなぁ〜、…

観光まちづくり人材の育成に関する論文を読む。

 今回ご紹介するのは、二松学舎大堀野正人教授の「観光まちづくり論の変遷に関する一考察〜人…

「観光まちづくりを考える」を読む

「観光まちづくり」という言葉の提唱者、東京大学西村幸夫教授(当時)の論文というか記事(2006…

「新しい観光まちづくりへの期待と観光地経営」を読む

 今回は2021年の論文。これまでの論文が少し古かったため、最近の観光まちづくりの動向を知る…

「よそ者、若者、バカ者。『よそ者』て何?」を考える論文を読む。

 観光まちづくりに関する新めの論文を読んでいたら、まちづくりへの参加に関して面白い考察をしてました。その元ネタが今回の論文。 「よそ者、若者、バカ者ってよく言うけど、よそ者ってそもそも誰?」  「そう言われりゃ、確かにそうだわ!」(名古屋弁)というテーマ。  かく言う私は移住者なので俄然興味が湧き、読んでみました。今回も北陸先端科学技術大学院大学の敷田麻美教授の論文です。 超要約すると…、 地域にとって、時に新たな担い手として期待され、時に嫌悪の対象となる「よそ者」。しかし