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万緑 * チェンマイ俳句毎日

【チェンマイ俳句毎日】2024年6月3日

万緑やペタンクの玉弾く音

「ペートン」と呼ばれるスポーツの全国大会がチェンマイで行われている。もともとは「ペタンク」というフランス発祥のスポーツで、 銀色の金属製のボールを投げ合って、相手より目標に近づけることで得点を競うらしい。 

タイ全土からペートンのチームが集まっていて、男女やトリプルス、ダブルスなど数日間かけて行われているようで、なかなか本格的だ。

我が家の近所の空き地にもペートンのコートがあって、たまにゲームをしている。時間は必ず夜である。夕食を食べ終えた7時過ぎ頃から人が集まってくる。
今夜も遅くに前を通ったら、カチンカチンとペートンの玉のぶつかる音が聞こえた。
走り回ったりはしない、割と地味なスポーツなので、愛好家の年齢層は広いようだ。なんとなく神聖なイメージがあるのは、静かに行われるからだろうか。

「ペートン全国大会」は、朝から夕方まで、日差しが照りつける屋外で行われていて、私は初めて日中にも行うスポーツなのだと知った。時々、拍手が沸き起こるが、何が起きているのか私にはさっぱり分らないのだった。


✍️万緑(ばんりょく)三夏


バンコクから参加しているそうです
オレンジの印に寄せるのかな

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