見出し画像

青嵐 * チェンマイ俳句毎日

【チェンマイ俳句毎日】2024年7月18日

パリ・オリンピック開会式の世界各国のユニフォームが発表された。
「タイのユニフォームは一体どうしたの?」 「 せっかくのソフトパワーが.…」
などと、タイの友人たちのSNSが盛り上がっていて、ちょっと面白い。

確かにタイのユニフォームは、田舎の村長さんや郡役場の役人が会議や式典に着るシャツそのもので、スポーツの祭典を彩るユニフォームとしては、正直、かなり野暮ったい。
SNSでは、そんなタイのユニフォームに自分の顔写真を合成して遊んでいる人もいて、たくさんの笑いと嘆きのコメントを集めている。こういうタイ人のユーモアのセンスは好きだ。
知り合いのチェンマイ大学の先生も、タイのユニフォームに自分の顔写真を合成している(ちょっと似合っている、笑)が、さらにAI生成画像による「かっこいいタイ代表ユニフォーム」姿も一緒にシェアしていた。

他の投稿を読むと、タイの若者には韓国やブラジル、カナダなど、普段でも着られそうなカジュアルなユニフォームが人気のようだ。ちなみに日本のユニフォームは存在感が薄い。

そして、世界中で絶賛されているモンゴルのユニフォームの美しさはやはり群を抜いていて、タイでも評価がとても高い。自国の文化に対する誇りが感じられるデザインは、凛々しく、気品にあふれている。


モンゴルのデールの裳裾青あらし


✍️

青嵐 三夏 青葉の茂るころに吹きわたるやや強い風。若々しく力強い感じの季語。



おまけ↓先生のSNSの投稿。

左の青い服がタイ代表のユニフォーム。顔は先生。満面の笑顔が笑いを誘う。
「ファッションデザイナーじゃないけど、タイのユニフォームを見たら、いい気分じゃないよね。今朝、遊びでAIにタイのユニフォームのデザインを文章2行分で指示してみたんだ。15分で出来たよ。なんでAIに聞いてみなかったの〜」

※タイ代表のユニフォームは変更になるようです。

いただいたサポートは取材費にあてたいと思います。どうぞよろしくお願いします。