読むことと書くことに、救われる。

ストレスが体中に巡って、ぶわっと、むくむくと膨らんで、指先足先までが膨張する。

昨夜はそういう夜でした。

ストレスというのは凄いです。

こんなに短時間で人間の体をむくませて、眠れなくさせるのだから。

健やかな生活の一番の敵はストレスなのだろうなぁと、真夜中の1時にチョコレートを何粒も食べながら思ったりしました。

そうしてごく短い眠りの明くる朝。

やっぱりとても怠い。
怠いというか、私は体が弱いので、眠いナァを通り越して、普通に気持ちが悪い。

でも土曜日の家の忙しさは、ツライからといって休ませてはくれない。

悩みがあるときの忙しさは気を紛らわせもしますから、まぁこういう過ごし方もいいのかな。体調的には倒れる一歩前なかんじだけど。

と思っていましたが、先ほどふとネットで大好きな凪良ゆうさんのインタビューを読みました。

読みだしたそばから、昨夜からドロンとしていた目がシャキンとし、重く垂れこめていた悩みが、みるみる彼方に流れていくような感覚になりました。

読み終えるとすっかり気持ちが前向きになっていました。

すごい。ちょっと興奮さえしてる。

大好きな方の言葉は、こんなにもひとを幸せにするのですね。

ストレスも凄いものだけど、言葉のちからもやっぱりすごい。


なにに救われるかは、ひとそれぞれかと思います。

食べ物や、音楽や、教えや、仕事や、習慣や、家族。

私は、やっぱり読むことに救われる人間なのだと思います。

私はこれまで『物語』に救われているのだと思っていました。物語の世界が、現実から私を救い出すのだと。

でも今日は「あぁ好きなひとの言葉だけでもいいのか」と実感しました。

そしてまた、書くことも。

いまこうやって書いて、私のこころはさらに安堵します。

私というものを取り出して別の場所に置いて、よしよしと撫でてあげるような気持ちです。表現がむずかしいのですが。

他のどんなことよりも、読むことと書くことが私を救う。

そのことにもう一度気がつけて良かった。

なんだか宗教めいてますね、今日は。苦笑

私の書いたものが、どこかの悩める眠れぬ誰かを救い出すことがあれば、それはきっとほんとうに幸せだろうなと、思います。

そんな日を夢見て、今日はおだやかに眠りたいです。


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