辞めるということ

ちょうどそういう話題があがり
俺も全然他人事ではなく
そしてこれまでも無数の「辞め」を
体験して人のものを見てきて
思った事を書きます
サッカー時代は
「親から塾に集中するようにいわれた」
「親が辞めなさいと言った」
「他の事がやりたくなった」
「面白くなくなった」
「キャプテン(俺が)怖い」
などと色んな理由がありました、がこれで
気付いたのは
他に理由を求めた場合には悔いが残る
可能性が高いというのが体感であります
子供時代のスポーツはそれはそれで
仕方ない側面もあります
子供心に
「塾如きで!」
とか思ってましたが、そちらに重きを置く
親なら、割と強いサッカークラブでしたので
練習もまあまあキツかったので仕方ない

大人になってからの趣味やスポーツは
自分の物です
自分の物なのですが、それはあくまでも
「余暇」
で成立している、とも言えます
だからこそ家庭内などで
「上手く立ち回らないといけない」
きらいも出てきます(笑)
俺は朝から晩までまあまあ家事育児に
ドップリ系です(笑)
40歳の時に二人目が出来て
がっつりと育児に入りました
今も超激務の嫁さん(深夜帰宅)ですので
俺がやるしかありません
息子が0歳の時からもうドップリですが
当時は自分も一杯一杯でした
メンタルとしては
「月間500以上走れないなら0も同じ」
みたいな感覚でした
それで辞めたのですが
当時は
「まだいける!」

「もう無理だ!」
のはざまで揺れてました
その「もう無理」がですね
恥ずかしい話。。。
自分の限界が見えていた
それを育児の忙しさのせいにしちまおう
そう思っていたんですよ
俺はなんてなさけねー男なんや
今もそう思ってますよ(泣く)
そこで辞めたのを
嫁さんに無言で当たる、
息子はカワイイ
でも、たまに
「その為にマラソンやめたんや」
などと考えてました
ある日、自分が「無」に感じました
それはそうです
「いつも誰かのせいにして過ごしてる」
俺に救いなどあるはずもない
世間でイクメンなどと言われていて
いい気になっている俺
でも中身は空っぽに気づいたんですね
無言で嫁さんには当たり、嫁さんに
「ごめんね、育児できんで」
と言わせなければ気が済まない
そんな小さな男でした
ある日、息子が泣いてます
泣くのが仕事の赤子です
それに無性にムカついてしまい
「マラソンまで辞めとるのになんで!」
と言いかけて自分でハッとしました
こんな幼い息子のせいにしている
イクメンなんて存在しますか?
しませんわな
だから俺はその日の深夜2時から
再び走り始めました
全部やるしかない、でもそれには
一回こっきりの挑戦だ!
と、毎朝3時起きで24k走りました
持ちませんw
一度しか出来ません
それでなんとか2時間44分(防府)でした
それで悔いなく離れられました
素直に
「俺はもう2時間35分切って福岡は無理」
そう思えました

これは俺のケースです
みんなそうだろ???
なんて全然思いません
辞めるのも尊い選択だし
時間を捻出するの尊いです
ただ、オッサンが思うのは
「悔いのない選択をしてほしい」
そう願ってます


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