ランニングというもの

新年一発目の投稿です
あけましておめでとうございます

私はランニングというものをだいたい20年
やっております
そうした中で
自分なりに記録を追ったのはだいたい10年
マラソンに注力した期間はだいたい7年
そうした中で感じたものを書きます

世の中には練習のノウハウが溢れています
私が走り始めた頃、20年前から比べても
まったく比較にならない位多いです
その中でランナー達はそれぞれ取捨選択して
自分にフィットする練習方法を行います
練習会などを利用する事もあると思います
私は自分が経験して思った事を書きます
練習方法は巷にはほぼ確立されている
そう思っていいと思います
変な書き方ですが
「画期的!」
って練習はないと考えて良いと思いますw
サブスリーにはキロ4分15秒に余裕を持たせる
サブエガにはキロ4分
などと
「当たり前だろ」
が当然のマラソンです(笑)
サッカーみたいに、画期的な戦術や
現在のトレンド、などは存在しません
私が思うのはマラソンをやってみて
「話を自分の中で難しくしてはいけない」
と痛感しました
私はキロ4分には余裕があり
3分50秒は巡行ペース
3分45切りあたりから動きが硬くなりました
そこの帯域をモノにするためには
正しいスピード練習を行い
大きな動きと適切な地面からの反発
それに伴うフォーム改善と筋力アップが
必要になるのは間違いないです
つまり、
「単に走ってます」
で伸びる地点の終焉を迎えるポイントなんだ
と認識をしないといけない場所に来ます
色んな仲間が居て、その方々の走りに対しての
傾倒度は様々な訳です
私の感覚としましては
そういった類の「走るだけではもう頭打ち」
にまで到達する人はほんの一握りな気がします
そうでなく感じるのは
傾倒度が深い人間こそ、情報を深く深く求め
リアルな対人関係にもマラソンを持ち込んでる
だからこそ、情報が身近にあるし
自らもそうした「頭打ち」を経験している人々
とのコミュニケーションを取りやすい
ネットワークを構築しているからなんだ、と
私自身は思っています
ここで問題になるのかなあ?と思うのは
そうした横のつながりの弊害が生まれてしまう
そういうケースを話してみます
自分に不足しているものがスピードな私は
絶対スピードを上げるべきだと思い
スピード練習が得意な集団で行う練習会に
参加しました
メニューは1000×3~5、間は200です
競技場で行う為に
1周78秒辺りで行いますが
私はついて行けませんでした、というより
ついて行って、運動会みたいな必死な走り
もうジェットコースターに乗ってるような
全力です、フォームの事などお構いなし
これは大失敗でした
毎回参加しては3本で打ちあがっては
5本目に参入して3分08とかで上がる
お代わりする、と2分後に3分08で行く
「おーーー!やるやん!」
なんてなってましたが
何もなりませんでした
フォームがガチャガチャでは1000しか
走れません(笑)
要は週2回「1000を走れる為の練習」を
しに遠征していたのです(笑)
それもあまりにキツく、辞めてしまいました
50mの流しをフォーム気にして50本
そういうのから始めた方がいいよ
と実業団のコーチから言われましたが
それではキツイくせに距離が稼げない
ものですから、やがて得意な3分50秒のPR
そればかりになりました
抜け抜け病がでたとはいえ
初マラソン前に
32kのPR(2時間0分43秒)Ave.3分46
をやっていた私としては
「まるで伸びなかった」
と思っています(笑)
初マラソン以来、そうした内容を把握しない
スピード練習などでバランスを崩して
抜け抜けを克服できないまま
なんとか誤魔化して2時間40分までは到達
しましたが、そこが限界でした

今考えると苦手な練習に対しての
「どう積み上げたら出来るようになる?」
アプローチを考えるのではなく
「これやってたらいきなり3分30秒楽やん!」
みたいな特効薬を求めていました
「なにか別の方法はないだろうか?」
山を走ったら筋力アップするのでは?
ってのも正論ですが、私に必要なのは
大きな動きであり、粘りや筋力の必要な
山の走りは他をリードすることが多かった
そこに活路を求めてトレイルに行く、とか
そうした目的があれば良いのですが
3分35秒を巡行ペースにする、ところに
私は怖がって、別の方法を探していました
だから3分50秒で30kや
キロ4分で42kなどは充実感あるし得意でしたので
普通に行う事ができましたし
それをやると
「これは2時間38分では走れるよー!」
と言われてましたが、今ならわかる
走れません(笑)
3分50秒では2時間42分です(笑)
それを言われる方はハーフ74分とかで走れるから
私の練習をすれば2時間35分で走れますが
私はそもそも3分40の集団に入れませんでした(笑)

横の繋がりが同レベルに近い所で生まれると
良い練習ができる反面
自分が劣っている練習は避けたくなります
そこを踏み込む事が出来るのは素晴らしい
ですが、それが自分にとって
レベルが上がれば上がるほど
キツくなってきます
そういうときこそ、
「原点に戻る」
キロ4分がキツいなら、3分50の走りを1本でも
多く入れる
「俺たちは3分40でやれるけどね」
は勇気をもって遅れる事が出来る
そうした
「自分の練習」
に注力する必要があると考えています
次回以降は練習へのアプローチを書いて行きます。


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