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前向き、なんかなれない話。

黒い感情、吐き出していいですか?

よし、吐き出すね!



酷く、疲れてます。

仕事は、以前よりは少し落ち着いてきたのですが、それでも完全に静まったというわけではなく、原因不明の事象だったり「今更そういう話はやめてくれよ…」といったような話が蒸し返されたりで、何かしら問題が発生していて、精神衛生上あまりよろしくない状況です。

ピーク時のドタバタとかストレスやプレッシャーのおかげで、正直自分のHPだのMPだのがあるとすればそれらは著しく削り取られてしまって、今や瀕死状態と言ってもいいかもしれません。

いえ、何をしても元気にならないということを鑑みると、もしかしたら毒にかかっていたりなどの何かのステータス異常に陥っている可能性もあります。

まあそれはいいか。

とにかく、一回地に落ちてしまって回復されない状態では、仕事関連のことがものすごく厄介に思えて、正直に言って、もう何もしたくないし何も見たくないわけです。仕事に関するあらゆることが。

そういう中に居ますと、やっぱりどうやってもダメで。モチベーションが全く上がらないわけです。

昔、実は私には、なりたい職業がありまして。今就いているのとは違うものなんですけど。

その職業についている人が書いた本を持っているのですが、たまに読み返したりするんですね。そうすると、良いことが書いてあるんです。仕事に関して前向きになれるような、いかにもやる気の出るような。

ただ、それを読んでも、今の私の心には何も響いてこないんです。それが寂しい。

別に、仕事に前向きになることを否定しているわけじゃなくて、むしろ私もそうありたいと思っているのに、そうできない。心がそうさせてくれない。いや、脳がそうしないのかな。それとも私の意志が弱すぎるからなのか。

分かりませんけど、ポジティブになろうとしてもなれない。

たとえば、一つの見方を紹介しますと、「仕事」というものがあるということはそれを求めている人が居るわけで。その人はもしかしたら困っているかもしれない。苦しんでいるかもしれない。そういう人のために、自分の能力(体だろうが頭だろうが、とにかくあらゆるスキルだったり道具だったりを総動員するわけです)を使って、窮地から救い出す。なんと素敵な話ではないですか。

そして、仕事をすることで、もしかしたら直接感謝はされないかもしれないけど、その代わりに誰かを助けることができて、自分の気持ちとしても満足できて、さらにはお金まで貰えるわけです。

生活のために働く人が多いと思いますけど(私はそうです)、その生活というのはとかくお金がかかるものでして。不思議なことに、お金があればできることが増えるわけです。

家でインスタントのコーヒー入れるより、コーヒーショップで季節限定のブレンドを注文しようかな、とか。中古の軽自動車じゃなくて、気になってたSUVの新型を購入しようかな、とか。地元の公立高校じゃなくて、遠方にある全寮制の名門私立高校に進学しようかな、とか。「お金があるから、それを選べる」という、そういう物質的な選択肢がどんどん増えていく。

お金が無いことで選択肢は増えない(精神的な選択肢は別です)と思いますが、お金はそれが多ければ多いほど、対価という意味でよりたくさんのものだったり、一般的に高価とされているものと交換ができるわけです。

そうなると、お金が無いよりはあったほうが良い。あればあるに越したことはないわけです。もちろん持ちすぎることで、何かしらのトラブルはあるでしょうけれど「今の生活で一切何も変える必要は無いけど、今よりもお金がもっと貰えるとするとどうする?」と問われるならば、そりゃ貰うでしょうという人が多いはずです。

つまり、仕事をすればお金が貰える。もしかしたら「あなたは仕事ができる人なんだね」という評価になれば、さらに貰えるお金が増える可能性だってあるわけです。それはサラリーマンと個人事業主で多少違いはあるかもしれませんけど、それでも根本にあるのは同じだと私は思うわけです。

なぜなら、仕事というものが「誰かに求められている」という特性を持つ以上、その求めに応じて喜ばれる働きができる人であれば、より多くのお金が貰える傾向があるからです。喜ぶ人が多いということです。

それは、別に営業で契約数が多くてたくさんノルマをこなせるとかそういう目に見えて分かりやすいケースだけではなくて、何か世の中の画期的なサービスや製品を開発・導入することで、より多くの人の助けになることだったり、その多くの人がさらにお金を落としてくれるような仕組みを構築するようなケースもそうです。

とにかく、大勢の人たちに影響を与える。できれば良い方向に。それが「仕事ができる人」だと思うわけで、そういう人がお金をたくさん貰えるような社会が今の世の中(少なくとも現代の日本社会)になっていると私は考えています。(異論は受け付けます)

さて。それを前提としますと「仕事ってなんて素晴らしいものなんだ!最高じゃん」みたいな考え方も出来うるわけですよね。

でも、私には、いえ今の私には、そうは思えない。
もう面倒くさい。とにかく面倒くさい。

仕事の依頼が来るたびに「どうしてこんな嫌な気持ちになるんだろう」と、最近は毎日思っています。ワクワクが全く無い。面倒な依頼しか無い。いえ、もしかしたらその「面倒さ」は問題ではないかもしれない。

すごく嫌な気持ちになるのは、特に、自分が迷惑をかけてしまった可能性があるという事実。

要するに「あなたが関与した件でこちら側が迷惑していますよ」という件。言ってしまえば、不具合とかトラブル疑い。そういったものを突きつけられた時に、どんより暗い気分になり、仕事そのものに嫌気が差すのです。「あーあ、失敗しちゃったなぁ」って。

これがやっぱり、私にはどうしても受け入れ難いんですよね。無責任とか、能天気になれれば一番いいんですけど、そういうふうにもなれなくて。

失敗は成功のもととか、挑戦あるところに失敗ありとか、そういう前向きな言葉はあれど、渦中に居るとそういう言葉が響かない。特に私はそうです。とにかく居場所が無い思いと、肩身が狭くて苦しい思い、そして自分の無能さがあらわになって恥ずかしくも情けなくも失望した思いを抱くのです。

何だか、自分を責めてしまいがちです。それは当然なんですけど、どこかで当然と思いたくなくて身を守ろうとする自分が居る。「いや、人のせいにばかりするなよ」と。それは自分への問いかけでもあるから複雑で。

つまるところ、そういう「(自分が関与した件で)(もしかしたらすぐにでも)修理しないといけない」みたいな仕事は、心が乗らないわけです。嫌で仕方ない。「仕事サイコー」なんて思えない。嫌で嫌で仕方ない。連絡くるだけで全身脂汗をブワーッとかいて、胃の辺りがムカムカどんよりします。マジで。

ワクワクする仕事って言うけど、私がやっているのは所詮はそういう下支えであって。地味に堅実にやっていくしかない業務を担当していることを痛感します。

楽しむとかよりも、まず安定稼動。褒められることもなく、当たり前に動くことが求められる。少しでも異常をきたせば大バッシング。何だか割に合わねえなぁ、なんて思います。

もちろん、仕事が無いよりはある方がいいと頭では分かってるんですけどね。でも、結局そんな常に前向きになれないですよって話。とにかく気分は落ちてます。ここ数ヶ月は本当にずっと。黒い雲が心をモクモクモクーッと覆ってる感じです。

まあ無理せずやっていくしかない。せめてご飯を食べていく(家族にもご飯を食べさせてあげられるようにする)ために。仕事なんてそのためだけでいい。だってどうせ他人なんだから。

ワーワー言ってくる人、攻撃的な感情を向けてくる人、やたらと煽ってくる人、無神経に心を逆撫でしに来る人は、所詮他人。仕事で関わるほとんどの人は、私の人生に関係ない他人です。他人の人生は、申し訳ないけど、私にはどうだって構わない。

でもそうでもしないと、こちらの人生も潰れそうだから。どうせ、煩いことを言ってくるあなた方は、仮に私の人生が潰れたとしてもその責任を取る気なんてサラサラ無いでしょ、と。

だから、そんな他人のことなんて、どうでもいいです。私にとって不快に思う間柄の人たちは、こちらから攻撃するつもりはないですが、彼らと積極的に交流を持つつもりも無いです。

そう考えると、私が嫌なのは、退屈な仕事内容もそうかもしれないですけど、それ以上に、そのような仕事を自分にさせるように仕向けている人たちのことなのかもしれないです。合点がいった。私は、自分が人嫌いだってことをすっかり忘れてました。

そういうわけで、そんな人たちのために、自分の貴重な時間を使いたくもないし、知恵も愛情も、善意で分けてあげようなんて思えません。酷い人間でごめんなさい。

「そんなに欲しけりゃ、人に物を頼む時の態度ってもんがあるだろうが!」と言ってやりたい。言いませんけどね。言いませんけど、「そんな偉そうな人たちには、たっぷり勿体ぶってあげて、簡単に応じてあげたりなんかしませーん」と本気で思う。やってあげて当たり前と思うなよ?と。

黒い感情を吐き出すのもキリが無いので、そろそろこの辺で切り上げますが。

ただ、ひとしきり愚痴って今日のことは忘れて、明日また歩いていけばいいかな、と思ってます。

おかげさまで、ちょっとスッキリしました。ここまで読んでくださる人が居るとは思えませんが、もし居たら、なんか本当すみません。ありがとうございます、こんな文章読んでくださって。私はたしかに人嫌いですけど、これを読んでくださるあなたのことは、大好きです。

しんどい時こそ、心の内を記しておきたいです。良いことばかりではない人生。多分、辛い時のほうが思い出すことは多いような気がするので、こんなくだらないことで苦しんでいたと、残しておきたいのです。おしまい。

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