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睡眠とジレンマの話。

我が家には小学生の子供が居ます。

子供が生まれる前は夜更かし上等の生活をしていましたので、日付を跨いでも起きているのは当たり前。下手したら睡眠時間が3時間とか4時間だったりという日もザラにありました。

ですが、子供が生まれてから事態は一変。

21時を過ぎると眠くなってしまうような身体になり、大晦日ですら深夜0時の年越しの瞬間まで起きているのすら耐えられなくなって、簡単に睡魔に負けるようになりました。

よく「子供が寝静まった後、大人だけ起きて夫婦で晩酌タイム」といった話も聞きますけど、我が家の場合は皆無です。私だけでなく妻も同じ。

子供がまだ赤ちゃんの頃は寝かしつけつつ、一緒に寝てましたし。小学生になった今では、部屋も分けてそれぞれ寝ますが、大人も子供と同じタイミングで「おやすみー」って言って寝ます。つまり時間的には一緒に寝ます。というか起きてらんない。

それに「寝ておかないと、もたねえぞ」と身体からサインを感じるようになってきました。寝ていないと次の日にフラフラしちゃう。集中力が続かなくなりました。

最低でも7時間は寝たいのです。毎日私は大体4時起きとかなので、逆算すると21時に寝られたらありがたいわけです。まぁ難しいんですけど、目標はそのくらいの時間は確保したいわけです。

なので、21時前に布団に入れたりすると「やった!目標達成だ!」と内心思うんです。

そう思うんですけどね。

ふと、もう一人の自分が「でも何となく物足りないな・・」なんてことも思うんですよね。

子どもも段々手がかからなくなってきて、各自の部屋を用意したから、それぞれがそれぞれの時間を過ごすことは出来ようになりました。

でも、平日の朝から夕方まで普通に仕事をして。その後は買い物とか、下の子供の学童保育の迎えに行って、そうして帰宅したらお夕飯をみんなで食べて。すぐにお風呂に入る時間になって。そしてあっという間に寝る時間。

土日は土日で、何処へ行くにも家族全員で行動していますし。我が家は家でゆっくり過ごすということもあまり無いですし、基本的には何処かへ出かけたりすることが多いです。

そうなると、やはり体力はここでも重要なわけで。また、休みの日には家族を乗せてクルマを運転する時間も長くなりますから、集中力の維持という点でもやはり十分な睡眠は大切になってくるわけです。

ただ、自分の時間が欲しいってわけじゃないんですけど、何だか、自分と向き合ったりこれからのことをじっくり考えたり、好きな趣味なんかに興じたり、そういう時間って、何だか今の生活の中に全く存在しなくね?と思いました。

きっと21時以降にそういう時間を作っていくのが普通なのかもしれないですけど、やっぱり今の自分には無理です。眠いし。仮に眠くなくても、上で書いたように、寝ないと翌日使い物になんないんですもん。

そうやって、昨日も今日もそして明日も「寝たいなぁ」と「やりたいこと、やりたいなぁ」のジレンマにもがき苦しみつつ、私は結局、睡魔に負けていくのです。ああ、もう22時だしなぁ。今回も、百戦百敗。いや、逆に健康面で言えば百戦百勝なのかも。なんて。おわり。

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