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映画 | ロシアン・スナイパー※死の女

昨晩「ロシアン・スナイパー」も観ました
まもなく配信終了、ナチ、タイトルが気にかかりまして

第二次世界大戦、実在した凄腕狙撃手のお話です

リュドミラという女性が主人公なのですが、お父さんがめっちゃくちゃ厳しくて、入学難易度の高い学校への入学が決まっても、ニコリともしないし、一人娘のリュドミラのことを褒めもしない!

自慢の娘でしょう(褒めたり、ねぎらってもらったりしたい)
時間を作って欲しい(少しでも愛情を感じたいのだと思う)

って話しかけるリュドミラに対し、お父さんは機械のように冷たいのです
母親から少しは気にかけてあげて欲しいとのお願いも一切聞く耳もたず

ある日、同級生たちとのグループ交際、デートで射撃場へ
そこで男たちに交じり、射撃で競い合うことに
リュドミラ、圧倒的な精度で的を射抜きます!

その卓越した才能を買われ
軍へ入隊して狙撃手としての訓練を受けることとなり
戦場へと送り込まれてしまいます
訓練を受けることとなった際、お母さんには愛情をこめた挨拶を
お父さんにはもう何も期待することなくて、無視
(お父さん、少し悲しげだったのが印象的でした)

リュドミラはお父さんからの愛情を欲していたように思われますが、一切注いてもらえず、人とのコミュニケーションが苦手なよう

でも戦場で出会った上司たちと恋に落ち
愛する人と一緒にいたい
触れたい、もう本当にささやかな願い

戦場、戦争中なのであっけなく奪われてしまって
それが何度も続くので、観ていて大変辛かった…

狙撃のシーンや戦争のシーンはモノトーン調で怖かったのですが
それより怖かったのは人
リュドミラのことを「物・道具」としてしかみない人々

そばにいたい、触れたい、交わしたい
ささやかな願いがあっけなく、本当にあっけなく
戦争で奪われて、二度と触れられなくなってしまう


怖くて、辛くて、
こんなこと私には耐えられない
きっつい映画体験でした

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