映画 | SHE SAID
久々、映画館で「SHE SAID」を観てきました。
予告編で「PLAN B」「#Me Too運動」そして
この三つが気になりまして「観る!」と決めていた作品でした。
まず、感じたことー
わたしが女性の立場だったらと想像するともう、耐えられない。
無理。
加害者と同性、と、認識するのも嫌。
しばらくこの気持ち、感覚は続くことと思います…。
本作は実際にあったこと"事実"をベースに制作された、ということ。
もう観ている間はずーっと不快、不快の連続で、加害者であるワインスタインの映像はほとんど画に現れないのに何らかの圧力、不快感が漂い続けているよう…。
最近観てきた作品の中で、一番衝撃。
多くの人が本作に触れることのできる機会があって欲しいです。
このような性加害者がいて多くの方々が大変な、辛い思いをしているといたたまれないー。わたしはみていてただ、ただ"辛い"、"許せない"、"強い罰を与えて欲しい!"と感じていただけ、ですが、登場する女性たちは全く違います。
事実を知るにつれ、本当の問題はどこにあるのか。
その真因、本質を知ってどうすればよいのか、大きな力で、圧力をかけてきたり、生活を脅かす怖い思いをさせられたりしながらも、涙を流しながら心が折れかけても懸命に歯を食いしばって闘って。
どうにも表現する言葉が思い浮かびません。
こんなにも怖い、どうにもならない、先が見えない真っ暗な中から、真実を明らかにしていかれたこと。凄いことだと思います。
*
わたしがこんなことを思ったり、感じたりしたところで、どうにもならないのですが(ごめんなさい)(在ってごめんなさい)(男でごめんなさい)自分も「嫌」。視界に入るのも、同じ空気を吸っているのも"許せない"という感じ、気分。
作品とてもよかった、観れてよかったです。
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